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まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

楽しい新年会

2019-01-05 | 弓道

金沢駅に降りるとすっかり暗くなって鼓門はライトアップされていた。

 広報部の新年会があった。弓道をしていなかったら出会わなかったであろう、石川県の津々浦々の仲間たちと、若い仲間たちとの新年会である。

まず驚きは、幹事のOさんと、若いSさんが12月に結婚したとのこと。「愛があれば年の差なんて」である。その後、まわりのみんなにそれぞれの馴れ初めを訊いてみた。初めて聞く話が楽しい。人生いろいろ。何はともあれ、今は一緒に酒を飲み交わしていることが可笑しい。

若い人たちに、恥ずかしながらも自分の手の内の甘さを嘆き、県連の明日を語り、話がどんどん盛り上がる。皆が善意でやっていることが多いので、力を合わせて頑張りましょうと言うことを、話し合った。わたしは、酔うとむくち(六つの口)になるので、若い人に嫌われないように努めなくてはならない。殿はいつも「しゃべりすぎるな」と、言っていたっけ。

金沢駅の「あんと」で買った辻占を幹事に渡して、みんなの今年を占う楽しそうな顔をみて嬉しかった。

しかし、明日は初射会で豚汁係という使命があるので、早々に帰るつもりが、9時の電車は逃してしまった。なぜ、楽しい時間は早く過ぎるのか。

夜はひたすら野菜を刻んで、寝たのは1時過ぎになった。

次回はとことん飲みたいなあと思ったが、果たして次回に混ぜてもらえるのだろうか。

 

 


木製三輪車

2019-01-05 | 暮らし

車庫の2階にあった木製の三輪車を捨てるかどうするか迷った挙句、また玄関の飾りにした。これは、2009年の瑠辺蘂でのねんりんピックの視察に行って、ちょうど9月生まれのkenの誕生日にと宅急便で送ったのだった。1万5千円した。

後で分かったのだが、この三輪車はまたがって前進する分にはいいが、止まって後ろ気味に座ると、ウイリーしたみたいになって、後ろに倒れるのだ。重心が後ろにきてしまう。結局、危なくて飾り用になってしまった。本当は玩具ではなく、インテリア用だったのか?今では分からないが、手作りなので温かい感じがする。

瑠辺蘂と言えば、ねんりんピックの視察に行った仲間を思い出し、過去のブログを読み直した。あれから10年も経ってしまった。亡くなった会長の言葉がよみがえった。人の記憶は曖昧で、何年も前のことを昨日の事のように思い出すと言うけれど、それは間違った記憶かも知れないし、相当抜け落ちているかもしれない。読み直して、自分でへえーと思ったり、そうだったと思い出したりする。記憶は、脳のどこかに仕舞い込まれて、引き出しから出すように思い出すというのはおもしろい。でも、間違って書いたら、後でその記憶は間違ったまますり替えられるという。

書くという事はいいなあと思うが、それもこれも自分がいなくなったらどうでもいいことのように思う。生きている間、脳に楽しい思い出がいっぱいあると、その後の人生にお金以上の価値が出る気がする。良い思い出は、これからの希望も作れる。

逆に子供が親に捨てられたり、いじめられたりしたら、その後の人生はどんなにつらいだろう。愛情いっぱいに育った子は、天真爛漫に育っていく気がする。辛いことがあっても、乗り越える力にもなる気がする。そして笑顔は笑顔を呼ぶ。

木製の三輪車は、あの日のことを思い出させてくれて、いろいろな事を考えさせてくれるので、やはり大切に取っておこう。