黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

天城山&大室山

2020-12-06 20:50:50 | 
伊豆半島の最高峰、天城山へ
毎年伊豆に来ているものの素通りだった
天城山へようやく。
縦走したいところですが、車の関係もあって
周回コース(シャクナゲコース)を。


天城高原ゴルフ場の入り口に登山者用の駐車場は
トイレ、靴洗い場もあります。

駐車場の入口向かいが登山口。

結構ドロドロな感じの登山道

四辻が周回コースの分岐

ミヤマシキミやアセビが目立つ森の中。
シカのいるエリアなのでシカの食べない植物が旺盛です。

雪国では見ないヒメシャラは綺麗

登りをこなすと緩やかになって万二郎岳。
海側は少しガスっていたけれど万三郎岳は姿を
見せてくれていました。

万二郎岳からはアップダウンの稜線歩き。

滑りやすい下りは注意。

枝ぶりのいいブナの原生林

アマギシャクナゲのトンネル。
花の時期ならきっと綺麗だろうなあ


万三郎岳は樹林帯で展望は無し。

少し降りると縦走路と周回コースとの分岐

周回コースへ向かいます。
まずは傷んだ階段の滑りやすい急坂を一気に
おります。
そのあとは急な斜面をトラバース気味に沢、尾根
を越えて進みます。
苔むした大岩など雰囲気があるエリア。

斜面が緩くなってきたら四辻まであと少し。

ぐるりと巡ってきたら登山靴はドロドロ(笑)
靴洗い場のある駐車場はありがたい。


続いて移動してリフトを使って大室山へ。
笹原の景観維持のためリフトでしか登れません。


なかなかの展望。
雲はあるものの房総半島がうっすら見えました。
伊豆大島、利島、新島、式根島も

富士山、万二郎岳も雲の中に少し

山頂部は火口を中心にぐるりと回れます。
しかも舗装(笑)

約4000年前に大室山から流れ出した溶岩が
伊豆高原や城ヶ崎海岸を作り出した様子が
パネルで解説されています。


さらに「伊豆の瞳」と呼ばれているという一碧湖と
沼池へ。
こちらは約10万年前の噴火でできた火口湖とのこと。


どちらも周回できる散策路があり、まだ紅葉が
見られました。

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