(前回からの続き)
中国は、米ドルに縛られることのない独立した通貨金融政策を確保するため、そして先述したような事態の切迫もあって、近いうち、真正な金準備量(1万トン超?=アメリカ超え)の公表に踏み切る・・・と予想するものです。そうなるとアメリカ(ドル)は苦しい立場に追い詰められるのは前記のとおりです・・・
・・・が、アメリカには、次のような一発大逆転の策が残っている・・・と考えられます(?)。それは・・・何と!「タングステン本位制」(!?)。本稿を綴るに当たっていろいろ調べていたら、アメリカは金準備の大半を失っているにもかかわらず、いざとなったら「見ろ!8千トンの金(ゴールド)はちゃんとココにあるぞ!」と言えるよう、金と比重がほぼ等しいタングステンのインゴットに金メッキを施したものを連銀等の金庫に積み上げている(!?)、なんてブッ飛んだウワサがあることを知ったもので・・・
・・・わたしは素直に(?)こう考えるわけです―――万一これが事実だとしても、正義の味方「キャプテン・アメリカ」様がそんな不正義な意図をお持ちのはずはない!これはきっと・・・新しい通貨制度の発動に向けた極秘の準備で、新カレンシーを裏打ちするレアメタルになるタングステンの大量保有を当面は隠すべく、これに金箔を貼っているのだ~~と!?
―――てなわけで(?)、中国が「金本位制」を宣言したらアメリカは仰天のタングステン本位制で対抗する!・・・ってコレ、んなア〇な!?と安易に切り捨てられませんよ。「猫に小判」で分かるように、金属塊に過ぎない「金」に価値があるとされるのは、世界の人々に「金には価値がある」との共通認識があるからで、現覇権国のアメリカがタングステンにはおカネと同等の価値がある!と高らかに宣言したらアメリカ人・・・とその同盟国の国民(≒日本人?)がタングステン・・・とこれに裏付けられる新ドルを金やプラチナ以上に崇めるようになるかもしれないですからね(!?)。こうしてこれで―――タングステンで、アメリカ・・・の新ドルは引き続き基軸通貨の座を死守する・・・
・・・って、あれ?タングステンの産出量&埋蔵量で世界一の国って、どこだっけか?・・・(金、そしてタ、タングステン!?への投資判断は自己責任でお願いいたします・・・)
(「中国、ドル呪縛からの脱却なるか」おわり)
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