米国が英仏とともにシリアを攻撃しました。シリア政府は化学兵器使用疑惑に対し、化学兵器禁止機関の調査を要請しており、周到に隠蔽したうえでのパフォーマンスの疑いが強いとはいえ、立ち入り調査を容認している状況で性急に証拠ごと吹き飛ばす攻撃をする意味は何か。
ありもしなかった「大量破壊兵器」で一つの主権国家を葬り去った前科があるだけに、慎重に賛否を考えたいものです。
その意味では、国際社会の「評価」と制裁に対し、自衛のためやむを得ない戦争だった、日本国憲法は敗戦国の政体変更を禁止した陸戦法規違反だ、と我が国は擁護するのに、イラクは無条件で批判し、政権転覆を容認してきた国士様連中のダブスタは今回も全開なんでしょう。
それはさておき国際社会は緊張の度を高めているわけで、北朝鮮問題こそ金正恩委員長の極秘訪中以降、米朝対話がセットされて緊張がやや緩和されていますが、予断を許しません。
そして内政でも働き方改革など重要法案が審議されている中で、「もり」「かけ」「日報」で国会が空転している状態に、重要法案の審議が進まない、国益を損なう、という批判が高まっています。
不思議なのは各種の問題で法案審議が止まったり、外政への対応がお留守になっていることについて、各種の問題を国会で取り上げることが悪い、という批判です。他にやるべきことがあるのだから不祥事に目をつぶれ、不祥事は後回しだ、ということが許されるはずもないわけで、それが通るのであれば、予算審議の時期や内政や外交が緊張している時を狙って「不祥事」を公表するモラルハザードが成立します。
重要法案や内政、外交への対応が進まないのは誰の何が悪いのか。批判することが悪いというのは問題のすり替えに過ぎません。
こんな状況を日本語ではわずか4文字で表現できるのです。自業自得、と。
ありもしなかった「大量破壊兵器」で一つの主権国家を葬り去った前科があるだけに、慎重に賛否を考えたいものです。
その意味では、国際社会の「評価」と制裁に対し、自衛のためやむを得ない戦争だった、日本国憲法は敗戦国の政体変更を禁止した陸戦法規違反だ、と我が国は擁護するのに、イラクは無条件で批判し、政権転覆を容認してきた国士様連中のダブスタは今回も全開なんでしょう。
それはさておき国際社会は緊張の度を高めているわけで、北朝鮮問題こそ金正恩委員長の極秘訪中以降、米朝対話がセットされて緊張がやや緩和されていますが、予断を許しません。
そして内政でも働き方改革など重要法案が審議されている中で、「もり」「かけ」「日報」で国会が空転している状態に、重要法案の審議が進まない、国益を損なう、という批判が高まっています。
不思議なのは各種の問題で法案審議が止まったり、外政への対応がお留守になっていることについて、各種の問題を国会で取り上げることが悪い、という批判です。他にやるべきことがあるのだから不祥事に目をつぶれ、不祥事は後回しだ、ということが許されるはずもないわけで、それが通るのであれば、予算審議の時期や内政や外交が緊張している時を狙って「不祥事」を公表するモラルハザードが成立します。
重要法案や内政、外交への対応が進まないのは誰の何が悪いのか。批判することが悪いというのは問題のすり替えに過ぎません。
こんな状況を日本語ではわずか4文字で表現できるのです。自業自得、と。