Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

有り体に言えばお前が言うな、なんですよ

2018-04-10 22:31:00 | 交通
両備が西大寺方面で競合する八晃の「めぐりん」認可の差し止めを訴えたようですが、値下げを申請したり差し止めを申請したりと、もはや形振り構わない対応はそこまで競争がお嫌ですか、と鼻白む感じです。

一連の騒動で、両備の廃止申請につき、ローカル路線維持に対する一石、とアカデミズム方面の評価が高いのですが、結局「両備寄り」に過ぎない面が否めないわけで、この手の論壇の囲い込みにも熱心な両備の意に沿った意見といわれても仕方がない面があります。

なぜそこまで厳しく言うか、というと、まあ大御所の論客あたりも「一石」論で両備の肩を持つわけですが、そこには両備が過去に仕鰍ッた競争のことは一切言及がないわけで、その時点で「偏り」を感じざるを得ないのです。

岡山空港リムジンで両備が何をしたのか。それでドル箱をかき回された中鉄バスが県北での路線維持に影響が出なかったのか。後楽園関係で格安路線を仕鰍ッ、「サイテー」を売りにするほどの薄利路線を維持するために林野や片上方面の維持を捨てた宇野バスを両備は批判したのか。新規業者が嫌い、というだけの私情を糊塗したに過ぎないのがあの「一石」というのが見え見えなのに、目をつぶっているんですから。

確かに両備が言うようにローカル路線の維持をどうするのか、という喫緊の課題はあります。でも、下世話な表現、ネットスラングをいえば「おまいう」なんですよ、両備がそれを主張したら。
当然アカデミズムなど識者であれば、事情にも明るいはずですからそこを指摘したうえで判断しなければいけないのに、それが聞こえてこない。両備に対する批判とは次元の違う危うさを感じます。



朝から筋金入りの反原発

2018-04-10 22:15:00 | ノンジャンル
今朝のNHKおはよう日本の解説コーナーで、送電線の容量問題に言及し、再エネ用にまだ空きがある、空きを作るべきだ、という毎度のプロパガンダです。各発電モードの負荷変動を細かく制御して空きを作る、って、ベース電源側に無理をさせて再エネが居座る気満々です。本来は「送ってもらっている」再エネがこまめにトリップするのが筋ですが、そうは言わないところがいやらしいです。

NHKは2011年の原発事故直後にニュース9のキャスターがこれからは厳しく報道していく、と断言した筋金入りの反原発ですから、ああやっぱり、という感じになったのが、原発は今止まっているんだから余裕があるはず、って、じゃあ再稼働したらどうするの、という話で、そうなったら再エネでいっぱいだから再稼働はやめましょう、としゃあしゃあと抜かすのでしょう。