さて、いつの間にか終わった春場所ですが、鶴竜の一人横綱で優勝という見事な予定調和で、栃ノ心は来場所大関獲り、という成績にまとめたのを除けば、上位不在、不振の状況を生かした結果が見えなかったわけで、次代のホープ、が見えません。
さて本場所よりも貴乃花親方の問題などが目立っていたわけですが、とどめを刺すような巡業中の出来事です。
舞鶴での巡業中、土俵で挨拶しようとした舞鶴市長が突然唐黷ス際に、看護師など医療関係者と思われる女性が土俵に上がり、救命措置をとっている最中に、女性は土俵から降りてください、とアナウンスを流したことが批判を浴びています。
土俵の女人禁制は男女平等とかといった理由で変更する必要はないと思いますが、今回のような事態があると「非常識」として強圧的に変更を強いられかねないわけで、その意味でもまずいアナウンスでした。
さすがに四面楚歌であると気づいたのか、理事長もしおらしく反省のコメントを出しましたが、アナウンスのみならず、救命措置が終わり市長が担架で土俵を降りた後、大量の塩を撒いたというに至っては、女人禁制しか見えていないどころか、「不浄」であるという態度を示したわけで、これのほうが問題です。
市長の病状はくも膜下出血だったわけで、一命をとりとめたのはラッキーというべき事態であり、余計にとっさの救命措置が奏功したといえますし、もし女性による救命措置を否定するどころか阻害していたりしたら、市長の容体は予断を許さなかった可能性は否定できませんし、その際に「女人禁制」と因果関係があるということを否定することはまず不可能でしょう。
協会の対応はもはや期待するだけ無駄の域ですが、外野が積極的、あるいは消極的に協会を擁護している人たちのセンスのなさが気になります。その最大の存在が、「取材歴30年」だけが看板の女性リメ[ターで、土俵に女性が上がっている、と観客が叫んだからアナウンスしただけ、と協会擁護に余念がありません。
よしんばそんな声があったとしても、「うるさい」「人が唐黷トるんだから」で済む話であり、それで瞬時に否定しないとおかしいのに、協会は悪くない、と誘導する気満々のリメ[ターは、前回に続いての協会無謬はもはや立派な剣翌ナしょう。
あるいは協会も謝罪しているのだから、外野はもう騒ぐべきではない、という一見もっともらしい意見。話題に上らせないでフェイドアウトを狙っているとしか言えない消極的な擁護も大概であり、本来であれば、人命がかかっている場面でも常識的な行動がとれないばかりか否定する方向に走ってしまったことを強く批判し、興業の是非を強く問うべきともいえる事態なのに、議論はやめよう、という意見がマトモな意見かどうか。
咄嗟の事態に本心が出るとはよく言われますが、ここまではっきり出るのも珍しいですね。
さて本場所よりも貴乃花親方の問題などが目立っていたわけですが、とどめを刺すような巡業中の出来事です。
舞鶴での巡業中、土俵で挨拶しようとした舞鶴市長が突然唐黷ス際に、看護師など医療関係者と思われる女性が土俵に上がり、救命措置をとっている最中に、女性は土俵から降りてください、とアナウンスを流したことが批判を浴びています。
土俵の女人禁制は男女平等とかといった理由で変更する必要はないと思いますが、今回のような事態があると「非常識」として強圧的に変更を強いられかねないわけで、その意味でもまずいアナウンスでした。
さすがに四面楚歌であると気づいたのか、理事長もしおらしく反省のコメントを出しましたが、アナウンスのみならず、救命措置が終わり市長が担架で土俵を降りた後、大量の塩を撒いたというに至っては、女人禁制しか見えていないどころか、「不浄」であるという態度を示したわけで、これのほうが問題です。
市長の病状はくも膜下出血だったわけで、一命をとりとめたのはラッキーというべき事態であり、余計にとっさの救命措置が奏功したといえますし、もし女性による救命措置を否定するどころか阻害していたりしたら、市長の容体は予断を許さなかった可能性は否定できませんし、その際に「女人禁制」と因果関係があるということを否定することはまず不可能でしょう。
協会の対応はもはや期待するだけ無駄の域ですが、外野が積極的、あるいは消極的に協会を擁護している人たちのセンスのなさが気になります。その最大の存在が、「取材歴30年」だけが看板の女性リメ[ターで、土俵に女性が上がっている、と観客が叫んだからアナウンスしただけ、と協会擁護に余念がありません。
よしんばそんな声があったとしても、「うるさい」「人が唐黷トるんだから」で済む話であり、それで瞬時に否定しないとおかしいのに、協会は悪くない、と誘導する気満々のリメ[ターは、前回に続いての協会無謬はもはや立派な剣翌ナしょう。
あるいは協会も謝罪しているのだから、外野はもう騒ぐべきではない、という一見もっともらしい意見。話題に上らせないでフェイドアウトを狙っているとしか言えない消極的な擁護も大概であり、本来であれば、人命がかかっている場面でも常識的な行動がとれないばかりか否定する方向に走ってしまったことを強く批判し、興業の是非を強く問うべきともいえる事態なのに、議論はやめよう、という意見がマトモな意見かどうか。
咄嗟の事態に本心が出るとはよく言われますが、ここまではっきり出るのも珍しいですね。