庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

経済問題。交通問題。健康問題。そして、日本の国創り問題。快適社会問題。

洪水の直接被害を受けた人は遅滞を絶対に許さない。

2019-10-27 | 環境問題

今回の台風将来で被害を受けた方々には大変に不安をかかえる事態が、明確になっている。

一度被災を受けて地域に、また台風襲来は滅多にない、という淡い期待は現実にはない、という自然界の厳しさだ。

その上に、【地球温暖化、気候変動、気候の過激化】、と言われてきた、「自然災害の規模拡大」は、現実に発生している、事実である。

今までは100年に一度という、あまり科学的でない楽観的な予測を頼りに、被災地の防災対策をしてきていたが、これからは甘すぎる。

いつどこが、来年にでも同規模の台風被害に遭う可能性も、十分にあると言わざるを得ない現実である。

しかも、今の世界の平均気温は、1度レベルで上昇しているが、このままの勢いで、温室効果ガス(炭酸ガス)を輩出し続けると、遠からず【2度レベルの平均温上昇】になるのだ。

それはあくまでも平均であるから、日本がもろに被る【太平洋の台風発生海域近辺の海水温はもっと上昇して】いくかもしれない。

台風将来への備えは、最短の期間で、かつ日本全国の地域に広げることが国・地域にとっての最優先課題になる。

予算が足りないとか、地方自治体の能力が追いつかない、とか、「できない理由を並べ立てている段階ではなく、被災者は許さない。

民間大企業には、有余るお金が内部蓄積されているというのに・・!