@pop2sis 確かに生き物のいる場所とそうでない場所は、雰囲気が大分違うと思います。森の場合、無音に近い状態を見つけるのは難しいですが、砂漠になるとほんと音がしないですからね。無機物の時間とは、考えたことがありませんでしたが、美しい言葉ですね。
美味しんぼには、国や東電に対し、怒りをぶつける場面もある。
国や東電ではなく、鼻血を出す被害者に怒りをぶつける自治体って何なんだろう?と、考え込んでしまう。 pic.twitter.com/78rlvQigub
Pro-Russian separatists in eastern Ukraine declared victory in a secession referendum. trib.al/4mLqtyy pic.twitter.com/eLLusjfLTD
連続ツイート「言語から考える北欧神話の運命の女神ノルンと世界樹ユグドラシルについて」
(運1)北欧神話に登場する運命の女神ノルンこと三姉妹ウルズ、ヴェルサンディ、スクルドは、世界樹ユグドラシルの根元にあるウルズの泉のほとりに住み、ユグドラシルに泉の水をかけて育てている。スクルドはワルキューレの一人であり、この3人が現在・過去・未来を象徴するとされる。
(運2)ウルズは運命や未来を意味するが、これはドイツ語のwurde=過去の「~になった」、またヴェルザンディが独語のwerden=現在の「~になる」、スクルドは「~だろう(英:shall)」=独語のsollen、つまり未来の「~する定めにある」という、助動詞を指しているのか?
(運3)北欧神話の運命の三女神ノルンと、ギリシャ神話のモイライ、ローマのパルカは、おそらく同じものだろう。すると、ギリシャ神話のモイライ三女神とローマのパルカ三女神の名前を辿って行けば、もしかしたらギリシャ語とラテン語の現在・過去・未来時制と一致するのではないか?と勘ぐっている。
(運4)シュタイナーは世界樹ユグドラシルを”Ygg-drasil(Ich-Träge=自己運搬人)”だと考えた。すると世界樹とは意識であり、そこに泉の水をかけて育てる女神ノルンは助動詞として、その意識を支えていると考えられる。すると世界樹とは脳を象徴化し、外界と一致させたものか?
(運5)するとこの女神は、言語における助動詞の概念の成立と同時に誕生したと考えられる。意識とはナラティブのことであり、このナラティブを成立させるのが、現在・過去・未来の助動詞を司るこれら女神だと考えたからこそ、ウルズとヴェルザンディは木片にルーン文字を彫るという設定なのだろう。
(運6)モンゴル最古の寺院、カラコルムのエルデネ・ゾー寺院を訪ねてみると、その中には三体の巨大な仏陀が坐っており、左が前世の仏陀(つまり大過去)、中央が生きていた仏陀(過去)、そして右が未来にやって来る仏陀、マイトレーヤこと弥勒菩薩(未来)だった。
(運7)私はこの北欧の運命の三姉妹と仏教の三体が、似た様な時間軸を支配しているのが気になる。マイトレーヤはミトラ教が仏教化して弥勒菩薩になったことを鑑みると、スキタイことオセット人が西方に行った際、この考えが北欧神話に反映され、東方に行った際に仏教へと反映されたのかもしれない。
(運8)近世以降のヒンドゥー教では創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌ、破壊神シヴァという三神一体論(トリムルティ)の教義が発達した。この三つの時間観念も、アーリア人の南下以降に生まれたバラモン教の中に、北欧神話や仏教と同じルーツを持つオセット語的思考が残ったものなのかもしれない。
(運9)世界樹ユグドラシルを形作ったカラコルムの噴水「銀の木」は、フランス人グリアン・ブシェットが1254年に作ったもので西洋風なのだが、この世界樹が日本に到達したものが伊勢神宮近くのゴンバウチワに描かれているのは興味深い。 en.wikipedia.org/wiki/File:Khar…
以上、連続ツイート 「言語から考える北欧神話の運命の女神ノルンと世界樹ユグドラシルについて」でした。読んで下さった皆様、ありがとうございました。
夕刊まとめ、ありがとうございます! RT @riverland_c: 「茂木健一郎氏 @kenichiromogi 第1232回【授業は進化して、雑談になる】連続ツイート」をトゥギャりました。 togetter.com/li/666476
他者を理解すること以上に重要なのは、私を成立させているものは私以外の全てのものであり、 それ無くしては、ここにいる私はそもそも成立すること自体が不可能なのだ、と気付くことではないか。