オットが若宮陶器 で硝子の花瓶を買ってきてくれた。
さっそく 蓮の葉をいれてみる。
足元には
夏の水辺のお約束 蟹を置いてみた。
蓮の葉は
いったん鋏をいれて切ってしまうと
水揚げが難しい。
切った茎に華道用霧吹きで水を注入すると
幾分ちがうように思うが
ここまで大きな葉では
夕方には内側に巻きが入ってきてしまう。
しかし 蓮の葉は
この世の在り様を現わしている。
芽をだし
葉を広げ
花を咲かせて
また枯れていくさまは
この世 そのものだ。