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トロント、ロンドン、ヴェベチア映画祭などで上映されて話題になったクローネンバーグの最新作
ちょうどいいタイミングでやってて今回観れると思わなかったので嬉しい
クローネンバーグお得意の?精神分析分野がテーマ。
精神科医、カール・ユングと、尊敬するフロイトと
ユングに関わったある女性の関係を描いたドラマで、これまでのクローネンバーグ節とはやや違う趣。
ヴィゴ・モーテンセンが前2作に続き出演。といっても今回は主演ではなく。
出番としては全体の5/1程度かな? フロイト役。
渋すぎる。おじいさんみたい
カール・フロイトには、「イングロリアス・バスターズ」以降、
「XーMEN ファイナルデシジョン」や「シェイム/Shame」(現在全米公開中、日本公開未定)など
立て続けに出演のマイケル・ファスベンダー。
はじめポスターみただけじゃわからなかったわ~
ふたりともなかなかそっくり。
ジークムント・フロイト(ドイツ:Sigmund Freud、1856年5月6日 - 1939年9月23日)は、オーストリアの精神分析学者。オーストリアの白人系ユダヤ教徒アシュケナジムの家庭に生まれた。神経病理学者を経て精神科医となり、神経症研究、心的外傷論研究(PTSD研究)、自由連想法、無意識研究、精神分析の創始を行い、さらに精神力動論を展開した。
カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung、1875年7月26日 - 1961年6月6日)は、スイスの精神科医・心理学者。深層心理について研究し、分析心理学(通称・ユング心理学)の理論を創始した。
Wikipediaより抜粋。
そして、オープニングから狂った演技で観客を惹き付ける
マゾヒストで統合失調症患者、ザビーナにキーラ・ナイトレイ。
ザビーナ・シュピールライン(Sabina Spielrein 1885年 - 1942年)はロシア出身の精神分析家。
特に下あご突き出したゴリラ顔になったり、凶器さを持ち合わせた危うい女性を見事演じ切って
賞をとってもおかしくないんじゃない?ってほど、圧倒される~。
あ、ちょっとだけど(全部で10分弱ほど?)また ヴァンサン・カッセル出てます
駆け出しの精神分析学者のカール・ユングは、ロシア出身の統合失調症患者ザビーナ・シュピールラインの治療を始めたが、特殊な症例であったため、ユングの師であるジークムント・フロイトにアドバイスを受けることになる。ところ が、ユングとサビーナとの関係が親密になり、3人の関係に変化が生じていくという史実にある程度基づいたドラマ。
7/10(70点)
観る前、なんだか英語上級かな 難しいかもって思ってたけど
意外にもちゃんと理解出来た、勉強の成果で英語力あがったかな(笑)
あ、手紙の部分とヴィゴの英語がなかなか聞き取りにくくて分かりづらかったな。
ありがちなフツウのコスチュームものの不倫もの、というドラマな感じもあるし
いつものグロいとかヘンさがなくて、クローネンバーグらしさがない。
そういうクローネンバーグの世界観が感じないのはちょっと正直残念。
でもどこか惹き込まれる。フロイトとユングのことなどよくは知らなかったけど
精神分析学者ということで興味深い。おかげで終始のめり込み眠くもならず。
神秘主義、心霊研究、宗教的観念などから精神分析を行うユングと、
それを主としないフロイトとのやりとり、精神科医としての主義主観の相違などかいま見える。
そして患者という立場からのちに自らも精神文学を学んでいくザビーナという女性の
幼少期からの経験が基で芽生えてしまった 罰せられることで得る快感、
マゾヒストとしての性の確立など ややみていて気持ちのいいものじゃないからこそ
惹き付けられて観るのかも。
それにしてもキーラ・ナイトレイ。 コスチュームの胸元からペロっとはみだしちゃってたり
(それなおさないところが自然だったり)
ムチうたれるシーンではない胸 さらけ出してたし、相変わらずそういうの気にしない女優魂に拍手を送りたい
※画像では出してませんあしからず
A Dangerous Method 2011年 イギリス / フランス / ドイツ / カナダ / スイス
日本公開未定
来年、日比谷や渋谷Bunkamuraル・シネマあたりでやるかな?
追記 邦題「危険なメソッド」
2012年10月27日より日本公開決定
☆追記☆
早速、初日にBunkamura ルシネマにて2度目鑑賞
2度目も同じくらい興味深く観れたし
英語でもちゃんと理解出来てたので★の数も同じでした
『ア・デンジャラス・メソッド』 - オリジナル予告編 (日本語字幕)
映画祭にて。
ヴェネチア映画祭にて。
こちらトロント映画祭にて。
2nd AVにある、ミニシアター系を上映する小さめの劇場で鑑賞でした
マイケル・ファスベンダーの「シェイム」も、
アルモドバル監督の「THE SKINI LIVE」も現在ココで上映中
最近は背もたれがリクライニングっていうより、ゆりかごのようになってる
タイプの椅子の劇場も多いんだけどここはフツウ。
あれだと気持ちよくてつい寝ちゃうからキケン(笑)
何故か日本のポッキーが(2種類)沢山売ってた
今日は晴れ!残り僅かな時間、充実させなきゃ!
こちらで観た映画レビュー&NYレポ、 つづく~
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フロイトとユングの師弟関係は興味深いですね。
幼児体験などが、大人になった時に大きな影響を与えるというフロイト。
人間の持ってる集合的無意識やシンクロニシティなどがあるのだいうユング。
どちらかというとユングはカルト的に扱われることが多いですが、僕はユングに惹かれます。
それをクローゼンバーグが描く。
あのバイオレンスな映像が得意な監督が、どう描いているのか
とても興味があります。
日本でも早く公開してほしいと思います。
PS)
migさんのアメリカ紀行、楽しみに観てます。
また、新鮮な記事をよろしくお願いします。
難しそうな映画なのに、ちゃんと判るって!
私は寝そう・・・
今、migちゃんのレビュー見ながら寝てた(笑)いや、つまんないんじゃなくて、疲れてて・・・お弁当つくり1週間6時半起きは眠いよぉー
日本で公開はないのかな?興味深い内容だけど~
そうですね、医学論などはメインになってなく、不倫した経緯含めて3人のキャラの話。クローネンバーグにしてはあまりにフツウな感じなので、らしさは期待ないほうがいいかもです。
NY記事も読んでくれてるんですね、ありがとうございます!
コメディも2本観たけどこっちの方が理解できたよ★
お疲れさまだね~
私も今から飲みに行って、明日は9時にはでなくちゃだわ さびしー
こないだのザロードといい作り込みすぎ(笑
オフはお茶目でかわうぃーのにね☆
これ観たいわ~
キーラも売れてるよね♪コリンと出てるやつも見たいんの
日本で公開されるといいんだけど、
ミニシアター系だとこっちは厳しいかな。
ヴィゴファンの方々には申し訳ないし、
あたしもヴィゴが嫌ってんじゃないんだけど、
当初のキャストのクリストフ・ヴァルツで観てみたかったかも…(小声)
キャーー!ごめんなさい!!言っちゃった…orz
コリンとキーラのはロンドンブルバードね、うんあれもちょっと気にナル。
このキーラとにかくスゴかった、今年の女優賞あげるわ★
日本では夏くらいにやるかなー
イースタンプロミスは上映した?
ヴァルツさん予定だったの?あの人続々オファーだね(笑)
予告篇で、ジョンCライリーとケイトウィンスレットと、ジョディフォスター、ヴァルツさんって4人の面白そうなドラマあったよ♪それかなり観たい★
大人の映画かなぁ?伝記映画かなぁ?。
昔 ユング フロイトを 図書館で 少し 読んでみたけれど難しいというか その時の気分にあわなかったのを 思い出します。
なかなか興味深い、面白い作品です。
クローネンバーグ作品お好きなら特にオススメです。