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ジョーカー/JOKER

2019-10-07 23:11:22 | 2019年 劇場公開☆6以上

 

今年のオスカーはもうホアキンで決まりだな

S.キングの「IT」続編ももうすぐ公開だし、今年のハロウィンは渋谷にピエロが溢れ出す

ヴェネチア映画祭で最高の金獅子賞受賞でも話題になった、バットマンの敵、ジョーカーの誕生までの物語。

所謂、スピンオフであり、ジョーカーというヴィラン(悪役)の過去の背景をオリジナルで描いた作品。

 

監督は誰だっけ?と思いながらこの全体的なセンスで気になって観たんだけど

「ハングオーバー」シリーズやウィル・フェレルの「アダルト・スクール」、ベン&オーウェンでリメイクされた

「スタスキー&ハッチ」を監督したトッド・フィリップスだった。

あれー?この監督の作品、極めてわたしはイマイチだったんだけどそれは笑いの部分だったのかな 

制作にはブラッドリー・クーパーの名前も。(ハングオーバー繋がり?)

 

本作はもちろん、「バットマン」とは繋がっていてバットマンファンも、そうでなくてもココから観るのもokだけど

やっぱり予め、バットマン(に出てくるジョーカーも含め)を知ってた方が断然楽しめる流れ。

これまでも1966年~1968年に放送されたTVドラマ版で演じた、シーザー・ロメロや

ティム・バートン版「バットマン」でのジャック・ニコルソン。

クリストファー・ノーラン監督版「ダークナイト」のヒース・レジャー。

2016年「スーサイド・スクワット」(イマイチ)でジャレッド・レトが演じて、今回で5人目のジョーカー。

 

ノーラン版が人気だけど、個人的にはティム・バートンのバットマンシリーズが、アメコミらしくもあるダークなあの世界観が

大好きなので、ジョーカーといえばニコルソンなのだが

今回はホアキン・フェニックスがと聞いて全然イメージ湧かなかったんだけど

みてみたらいやいやいやもうすごい絶賛するしかないジョーカーを見せられた

コメディアンになる夢を抱きながら、母親の面倒を見て暮らしているアーサー。

 

人気トーク番組の司会者マレー・フランクリンに、ロバート・デニーロ。

アーサーもコメディアンを目指しTVショーを見て、いつか出演できることを夢見ている。

デニーロの存在がまた良かったなぁ。デニーロ好き。

 

孤独な男が、ジョーカーという狂気の男に徐々に変貌していくまで。

 

吹っ切れた後のこのダンスがすごい

 

いやこれを観ちゃうと、完全ある悪人はいない または

悪人(となった)にも理由があって同情してしまう、彼は本当は悪くない。

って、それまで犯した罪を肯定させられるような気にもなってくるのが悔しくもあり

でも観ていて同情、感情移入しないではいられない気持ちにさせられる。

 

悪を生み出す時、人は過去に孤独や絶望を味わっていることがこんなにも多いのか。

言い方を変えると、過去に相当な孤独や虚無、未来への絶望を感じ続けると人はダークサイドに向かっていくものなのか?

 

9/10

 

ホアキン史上、最強の演技。これはもう、賞レースで総なめでしょう。

ホアキンの独壇場だし、デニーロの出演以外ほとんど一人芝居みたいなもの。

最初から最後までもうみせつけられた。想像以上に脚本良くできてた〜。

アメコミっぽさが皆無なのでバットマンと連携してるDCコミック関連とは思えないんだけど

脚本はもちろん、演出も、もちろん俳優も素晴らしく

スピンオフとして完璧なストーリーでのちのジョーカーの悪へと繋がっていく。

ホアキンといえば、わたしは最初に認識したのがニコール・キッドマン主演✖️ガス・ヴァンサントの

邦題ひどいけど面白いサスペンス「誘う女」で年上のお姉様、ニコールに魅せられる生徒を演じたインパクト。

あの故、リヴァー・フェニックスの弟としての認識。

今回は、24キロ?減量してジョーカーになりきったらしいけど

見た目そんな痩せた感じしなかったけど脱いだら確かに 笑

脳神経の病気で、突然笑いがとまらなくなるという疾患をもつ。

そこもまた、同情というか、自分ではコントロールができないもどかしさが哀しさを誘う。

 

監督は、スコセッシ監督の「タクシードライバー」(1976年)や「キング・オブ・コメディ」(1982年)が好きで

影響は受けているとインタビューで語ってるけど

考えたら確かに色々と少々かぶるところがあり、まさにその二つの主演、デニーロを出演させている点もそう。

「タクシードライバー」の、善良な人間が腐った街で狂っていくという点や

「キング・オブ・コメディ」は女性との妄想ラブとか、コメディアンになりたい男が出てくるというところも似てる。

オマージュかな。

あまり掘り下げても長くなるのでこの辺にしておきたいけど、最後に

良い映画に欠かせない音楽

フランクシナトラ(That’s LifeとSend in the Clowns)の名曲2曲に

クリームのWhite Room、ゲイリー・グリッターのRock and Roll (Part 2)、ゲス・フーのLaughingに

ジミー・デュランテによるSmileなど、めちゃくちゃ選曲良くてまたいいとこでかけるんだこれが。

調べたけどスコア盤しかもしかして出てない??だとしたらもったいない!欲しかった〜。使えない問題でもあるのかな。

 GARY GLITTER ROCK & ROLL PART 1 & 2

 

「バットマン」シリーズ観てない方はぜひ観てからがおすすめ。

あー、またジャック・ニコルソンのジョーカー観たくなっちゃったな。


 

大都会の片隅で、体の弱い母と2人でつつましく暮らしている心優しいアーサー・フレック。コメディアンとしての成功を夢みながら、ピエロのメイクで大道芸人をして日銭を稼ぐ彼だったが、行政の支援を打ち切られたり、メンタルの病が原因でたびたびトラブルを招いてしまうなど、どん底の生活から抜け出せずに辛い日々を送っていた。そんな中、同じアパートに住むシングルマザーに惹かれ…。

ジョーカー

 

 公式サイト

JOKER           2019年    アメリカ     122min   

2019年10月4日より、公開中〜

 

 

ベネチア映画祭にて、金獅子賞受賞。

こう見えて1970年生まれです(監督)

 

 

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