閉幕しましたトロント映画祭
この映画祭に以前、4年連続行って記事を書く様になってからずっと言ってるけど
毎年、トロント映画祭で注目された作品は必ずアカデミー賞でも受賞したりノミネートしたりで知られている
年々重要視されていく大事な映画祭
アカデミー賞作品賞の「スラムドッグ・ミリオネア」や「英国王のスピーチ」などしかり。
今年は下馬評が高かったベン・アフレック監督主演「アルゴ」、
ライアン・ゴズリング主演「ザ・プレイス・ビヨンド・ザ・パイン」を押さえて
トロント映画祭で最優秀賞にあたる観客賞を受賞したのは
デヴィッド・O・ラッセル監督&ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ロ—レンス主演のラブコメ
「シルバー・ライニングズ・プレイブック/Silver Linings Playbook」でした
ピープルズ・チョイス賞
GALAプレゼンテーション部門 長編部門
「Silver Linings Playbook」
監督 デイヴィッド・O・ラッセル
出演:ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デニーロ、
ジャッキー・ウィーバー、クリス・タッカー
妻の浮気相手を殴り殺そうとし、心の病に罹り精神病院で4年間を過ごした元教師の男(ブラッドリー)。
彼の母親(ジャッキー・ウィーヴァー)は精神病院を退院した息子と、元妻とを復縁させたがっている。
人生を立て直し、社会復帰しようとする男は、或る若い女性(ジェニファー・ローレンス)と出会う。
というラブコメディ。
監督は前作でも「ザ・ファイター」が評価された、デイヴィッド・O・ラッセル。
ブラッドリーは新作続々で、先日の舞台「エレファントマン」同様、次々評価されるし
演技力に今後も期待☆
全米では11月公開。日本での公開はまだ先だと思うけど、楽しみ
Silver Linings Playbook Official Movie Trailer [HD]
長編部門次点は
「Argo」
監督 ベン・アフレック
出演 ベン・アフレック、ブライアン・クランストン、ジョン・グッドマン、カイル・チャンドラー、アラン・アーキン
1979年11月4日、イラン・テヘランで過激派によるアメリカ大使館人質事件が発生。大使館を脱出しカナダ大使の自宅に身を隠した6人のアメリカ大使館 を救出するべく、CIAの救出作戦のエキスパート、トニー・メンデスが立てた計画とは、ウソの映画を企画し、大使館員たちをロケハンに来たカナダ人クルー に仕立て上げるというものだった…。
ベン監督作、またもや高評価を受ける!
日本でも10月26日に公開で待ち遠しい!!
ドキュメンタリー部門
「Artifact」
監督 ジャレッド・レト(別名)Bartholomew Cubbins
ジャレッドのバンド、Thirty Seconds to Marsは、契約期間中に規定枚数のアルバムを製作しなかったとして、ヴァージン・レコードに訴えられた。
その後EMIからヴァージン・レコードに戻りアルバムが発売されて裁判は取り下げられた。
この一連の訴訟にまつわるドキュメンタリー
ジャレッド、監督デビュー作認められておめでとう!
Midnight Madness部門
「Seven Psychopaths」
監督 マーティン・マクドナー
出演 コリン・ファレル、クリストファー・ウォーケン、サム・ロックウェル、
ウッディー・ハレルソン、アビー・コーニッシュ、トム・ウェイツ、オルガ・キュリレンコ
サム・ロックウェルがパンダの帽子被ってる 笑
見る限りちょいバカコメディ
カナダ映画部門
最優秀賞
「Laurence Anyways」
監督 グザヴィエ・ドラン
出演 メルヴィル・プポー、Suzanne Clément、ナタリー・バイ
※カンヌ国際映画祭2012 ある視点部門出品
新人カナダ監督賞
「Antiviral」
監督 Brandon Cronenberg [SPECIAL PRESENTATIONS部門]
出演 ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、サラ・ガドン、マルコム・マクダウェル、
ダグラス・スミス、ジョー・ピングー
「Blackbird」
監督 Jason Buxton
短編映画賞
「Keep a Modest Head」
監督 Deco Dawson
国際批評家連盟賞 SPECIAL PRESENTATIONS部門
「In the House」
監督 フランソワ・オゾン
出演 クリスティン・スコット・トーマス、エマニュエル・セニエ、ファブリス・ルキーニ、ドゥニ・メノーシュ
国際批評家連盟賞 DISCOVERY部門
「Call Girl」
監督 Mikael Marcimain
出演 ペルニラ・アウグスト、セブン・ノーディン、デイヴィッド・デンシック
園子温監督の新作「希望の国」はNETPAC賞を受賞
邦画はその他、内田けんじ監督の「鍵泥棒のメソッド」
阿部寛&上戸彩「テルマエ・ロマエ」
西川美和監督「夢売るふたり」
日本映画も年々、トロント映画祭にどんどん進出
今後も引き続き注目の映画祭です~
トロント映画祭レッドカーペット後編は、できたら少しだけ次回のゴシップのときに
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