前にも書いたけど、公開作品が今月それぞれ2本づつあるということで
春のジュード祭りとライアン・ゴズリング祭り開催中
ってことで昔観た懐かしい作品少しづつ見直し中~☆
製作、公開して10年。これは確か出てすぐにビデオで観たと思うんだけど、拾い物的に面白くてずっと印象にあった作品。
もちろん、ライアン出演というのも覚えてました~。
今思えば、少年犯罪が主題の作品、わたし昔から好きだったんだなー
サンドラ・ブロック製作総指揮もちろん出演も。
当時は監督なんて気にしないでみてたんだけど、監督はグレン・クローズの「運命の逆転」
メリル&リーアムの「判決前夜」、ミッキー・ロークの「バーフライ」や「ルームメイト」など
懐かしい有名作品いっぱい撮ってる、イラン出身の監督 バーベット・シュローダーが描く、犯罪サスペンス。
なるほど、しょぼいサスペンスではなくしっかりした作りで面白いわけだ~。このほど当時以来ぶりに観直してみた。
高校生のイケてるゴズリングVS警察官サンドラどちらが勝つか
10年前だから22歳ね、金持ちの息子でイケメン高校生を演じたライアン。
かわってなーい! ライアン・ゴズリング=リチャード。
対するは、オタクで化学物理得意、クラスの疎まれ者を演じるマイケル・ピット=ジャスティン。
こちらも巧いしハマってます。
そろらくこれを観たハネケが自らのリメイク「ファニーゲームUSA」に犯罪少年として起用したかと。
何の接点もない二人だが、実は密会し完全なる犯罪計画を練っていた。
←高校生
サンドラは犯罪捜査課の男っぽいスマート刑事。
相棒には「好きと言えなくて」でユマと共演したベン・チャップリン。
過去の秘密を隠しながら、男性には積極的アピール。
二人はある殺人事件を引き起こし、犯人が特定されるがサンドラは二人が怪しいと睨んでいた。
さすがサンドラ姐さん☆勝手に捜査を開始。
相手は高校生といってもなかなかのツワもの。
キャシーの弱点を鋭く見抜き、突いてくる
互いの裏切り?本当に操っていたのはどちらなのか!?
何不自由ない生活を送っているくせに、ニーチェの思想に影響を受け、
「自殺と犯罪なくして完全な人生はない」と信じ込む二人。
原題 MURDER BY NUMBERS は、模範的殺人とか順序だてた殺人
という意味のほか、刑事が殺人計画を順を追い暴くという意味にもとれる。
この邦題、いいと思う★
あ、2006年に他界したショーン・ペンの弟、クリス・ペンもちょこっと出演。
1924年にアメリカで実際に起きた“レオポルド&ローブ事件”をモチーフに、
周到な犯罪計画を実行に移す2人の高校生と、彼らを執拗に追いつめる女性捜査官の攻防を描く。
7/10(70点)
これ、昔ながらのサスペンスという感じで拾いもの的な映画。
特にびっくりなオチとかはないけどキャストがいいからのめり込んじゃう。
捜査の甘さ、手ぬるさ、適当さには驚くけど(笑)
それに聞き込みした女子高生のもとに来る筈なんだからフツウそこに張ってるでしょとか
つっこみどころもあり。全然完全犯罪じゃないけどね
2時間はちょっと長い気もするけど、さすが名監督が指揮してる手堅い作品で今観直しても楽しめた。
それと、死体のリアルさは特筆すべきところ!
初期のライアンやマイケル・ピットを観るにはオススメだし
サンドラのちょっと恋愛に大胆なキャラクターも、ある意味みどころのひとつ。
米カリフォルニア州の小さな町サン・ベニート。海岸の断崖に建つ古い屋敷で、2人の少年がある企みを練り上げていた。同じ高校のクラスメート、リチャード とジャスティン。リチャードはハンサムで裕福な家庭に育ち、学園の人気者。一方、ジャスティンは頭脳明晰ながらクラスでは誰からも相手にされない冴えない オタク。そんな何もかも対照的な彼らが夢中で取り組んでいたのは、綿密な<完全犯罪>の計画だった…。ある日、森の中で女性の死体が見つかった。事件を担 当した女性刑事キャシーは、周囲の反対を押し切って自らの直感に従い、独自捜査を展開していく…。
Murder by numbers - Trailer HD
MURDER BY NUMBERS 2002年 アメリカ 120min
最近のライアンの活躍っぷり、サンドラ姐さんも喜んでくれてるかな?
3/31にはライアン出演の「スーパー・チューズディ 正義を売った日」と、
「ドライヴ」 が公開です