蒸し暑い朝

明け方まで雨が降っていたのでしょうか。
道路も公園の地面もびっしょりと濡れていました。

ラジオ体操が終わった直後、公園に出たのですがいつもの様に沢山の方が見えず
やっぱり雨のせいで体操への参加者が少なかったのでしょうか。

先ずは一周を歩いてアキレス腱をはじめ心配な箇所をほぐし、こんな蒸し暑いとき、若いときならとっくに参っていたのを思い出しながらゆっくりですが走り始めました。

若い頃,なんで参ってしまったかと言うのは、いつも体重をコントロールして
空腹と水分不足のまま走っておりましたから、今の科学で考えたら全く無謀なことをしていたのです。

マラソンは体重を運ぶスポーツですから体重は軽いにこした事はありません。

私は当時の身長が１６３センチ、体重はと言うと５８キロほどありましたから
マラソン選手としては異常な重さでした。

周囲の一流選手は同じ身長なら５キロは軽かったと思います。

一割近いハンディを背負っているようなものですから、

「ご飯を食べない、水を飲まない」

このことを馬鹿みたいに実行していました。

今日のような蒸し暑い日には体重を減らすには絶好の日和だと考えしゃにむに走ったのですが、とにかくいつも疲労していましたから、練習の為の練習で終わってしまい、夏場のレースで成功したためしはありませんでした。

現在は食べたいときに食べたいだけ食べていますし、水分も身体が欲するまんまに飲んでいます。

やっぱり過度のコントロールはだめですね。