横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

泉の森で

2012-07-05 06:30:04 | 近所



ハンゲショウ(ドクダミ科)
泉の森の奥の湿地ではハンゲショウの花が咲き葉が白くなっていた。
一番上の葉が白くなるがその葉の腋から出る花序はまだ蕾ということも多い。







ハンゲショウの茂みにはコオロギなどいろんな虫が来ていた。
葉に止まっていたのはカメムシの幼虫、オオトビサシガメあたりだろうか。







ハンゲショウの脇の道でヒラヒラ飛んでいるのはアオスジアゲハ。







地面に下りると吸水を始めた。翅の模様に赤いアクセントがある。







しらかしの池に行くとカイツブリが巣ごもりをしていた。
2~3週間のうちに雛の顔が見られるだろう。

カモたちもほとんどいない池にウシガエルらしい声が響く。







自然観察センターの小さな池にはコシアキトンボがいた。







ときどきオオシオカラトンボと追いかけあいをする。







ここでもウシガエルの声がする。向こうの方にいるのが見えた。







よく見ると2匹もいた。
眼の後ろの大きな丸いのは中耳、鼓膜だそうだ。特に雄は大きいという。







別の方向で何やら音がすると思ったら、顔だけ出しているのがいた。





ネジバナとオオチドメ

2012-07-03 06:11:02 | 近所



近所の芝生にピンクの花がいっぱい。






ネジバナ(ラン科)
茎のまわりにねじれながらたくさんの花が咲くネジバナだ。







花はとても小さいけれどランの仲間の片りんを感じる。
時期としては梅雨のころに咲くがネジバナは明るい日差しが似合う。







オオチドメ(セリ科)
市民の森の入口ではオオチドメが地味に広がっていた。
チドメグサの仲間は田んぼのまわりなど湿地を好み、葉や茎の汁に血止めの作用があるらしい。







葉から長い茎を伸ばした先に6~8mmぐらいの花序がある。
小さいけれど5弁のしっかりした花が10個以上も咲いている。







一部には扁平で丸い実も出来始めている。頭に残った柱頭が可愛い。