横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

雨上がりの庭で

2010-02-13 06:06:45 | 近所

このところ、お天気がぐずついている。
きのうは出かけなかったので、家の庭の花を撮ってみた。



ビオラは花の色が豊富なので冬の庭を明るくする。




ヘレボラス・オリエンタリスが咲き始めていた。




蕾は上向きなのに花開くと下を向いて、やや撮りにくい。




この蕾は小さな梅の木。花が咲くのはまだこれからだ。


ゴイサギの若いの・・ホシゴイ

2010-02-12 08:23:58 | 近所

追分市民の森でゴイサギ(五位鷺)がたたずんでいた。




道に近く人もたくさん通るのに、ときたま少し移動するだけで遠くへは行かない。





ゴイサギの成鳥の羽根は青みがかった灰色と白色だが、
若鳥は褐色に白っぽい斑点がはいっている。
それゆえ斑点を星に見立ててホシゴイ(星五位)と呼ばれる。




ゴイサギの名前の由来は定かではないが、
平家物語・巻五の「朝敵揃への事」にはつぎのように書かれている。

醍醐天皇の治世に、神泉苑(しんせんえん)に天皇が出掛け、池に鷺(さぎ)がいるのを見て、
六位の者を呼び、「あの鷺を取って参れ」と命じた。
六位は「どうして捕まえられようか」と思うが、勅命なので鷺の方へ歩いていく。
鷺は毛づくろいをして今にも飛び立つところだったが、六位が「宣旨である」と声を掛けると、
鷺はその場に平伏した。
これを捕まえて天皇に献上すると、天皇は喜び、その鷺に五位の位を与えて空に放った。





魅力的な目をパッチリ開けているが、ゴイサギは実は夜行性なので、
昼間じっとしているのは眠るためのようだ。




人が遠のいて静かになると瞼がゆっくりと閉じる。




心おきなく眠るならば静かな木の上にでも移動すればよさそうなものだが・・・


公園で

2010-02-11 06:48:20 | 近所

井の頭公園には大きな池があって、その奥に弁財天がある。

ボートを楽しむ人も多いのだが、
カップルで乗ると弁天様が嫉妬して別れるという珍説もある。



水面には冬になると多くの水鳥が来るのだが、今年は数が少ないような気がした。

ヨシやハンノキに隠れるように眠っているのはゴイサギたち。




前に見たユリカモメがいなかったのはどうしてだろう。

手前のゴイサギは幼鳥。右上奥に隠れているのが成鳥だ。




この公園の自然文化園で何年か前に撮ったゴイサギ。
それ以来まだ野生の成鳥をきれいに撮れていない。





野外ステージをはじめ園内のあちこちでパフォーマンスが行われていた。




ギターとハーモニカによるJAZZやポップスの楽しい演奏が続く。

この方は公園では有名な人気者らしい。





こんなところに

2010-02-10 08:04:19 | 近所

上瀬谷の畑から西を見ると、先日降った雪が丹沢大山の山々に残っている。
左のほう大山のちょっと右に見える白いのは富士山の頭だ。




先日の鎌倉ではスミレが咲いたりしていて、寒い日暖かい日が入り混じる。






これは近所の道端の木だが、地面に接する所に小さな穴があいている。




そこにミツバチが出入りしていた。




寒い日でも冬眠することはなく少しは活動しているようだ。




昨日はかなり暖かくなったので覗いてみると、出入りがにぎやかになっていた。




どんな花に向かっていくのだろうか。


マンサク

2010-02-09 07:36:09 | 近所

東慶寺はじめ鎌倉のお寺のあちこちでマンサクの花が咲いていた。














井の頭公園では枯れ葉がたくさんついたシナマンサクを見た。









お寺や庭ではマンサクが、林のあたりではシナマンサクが似合うかなと、ふと思った。


セツブンソウ

2010-02-08 07:41:00 | 近所

セツブンソウ(キンポウゲ科)
節分が過ぎたのでそろそろかと見に来ると、すっかり見ごろの節分草。

しかし、シバザクラなどと違って群れて見事なわけではない。




近寄って、ゆっくり見たい花だ。
不規則に裂けた苞葉も面白い。



キンポウゲ科の花は花弁と見えるのが萼片で花弁は退化しているのが多い。

セツブンソウの退化した花弁はY字形で先端が黄色い蜜腺になっている。




紫褐色の雌しべを囲んで多数の雄しべがある。





最初の写真でたくさん咲いているのは多分何年か前に植えられた場所。

そこからかなり離れた場所で、ひっそりと顔を出した花がいい顔をしていた。




このドングリも根付いて命をつなぐことができるのだろうか。

円覚寺から淨智寺

2010-02-07 07:52:22 | 近所

友人たちと合流して、まず円覚寺を訪ねた。
いろんな塔頭も魅力が多いが今回は立ち寄らず、弁天堂の展望台に上り富士山を見た。
そこで見たこの洪鐘(おおがね) は国宝だそうだ。



続いてJRを渡って少し先の東慶寺に向かう。

梅、蝋梅、マンサクなどを見ながら境内をぶらぶら歩いた。



境内の奥を回ると鈴木大拙、谷川徹三、大松博文その他多くの有名人の墓石があって驚く。

井戸のポンプが懐かしく、ちょっと水を出して遊ぶ。




お昼を食べた後、淨智寺を訪ねる。
鎌倉五山の第一位は建長寺、二位は円覚寺、三位は寿福寺、第四位がこの淨智寺だ。
なお第五位は浄妙寺だそうだ。

ここも花は少なく落ち着いた雰囲気だ。



奥のやぐらに祀られていた布袋さんが面白かった。
「おなかをなでてあげて下さい 元気がもらえます」と書いてあって、お腹は黒光りしていた。



ウインクしているような表情で指差しているのは、
「大丈夫、すぐそこで阿弥陀様があなたをお守りしていますよ」ということか。




明月院

2010-02-06 07:51:03 | 近所

明月院瓶ノ井(鎌倉十井の一つ)
3月に関東地方在住者の同窓会を鎌倉でやろうというので下見をしてきた。

北鎌倉で待ち合わせたが、早くついたので一人で明月院に行ってみた。




境内のあちこちに竹筒を利用して花が挿してあった。




アジサイの花や実が枯れた姿も面白い。




竹が植えられているあたりに瓦や天女の置物のようなものが・・





本堂の屋根の上にあるのと同じものらしい。

鴟尾の一種だと思うが、今度行ったら由来などを聞いてみよう。





この季節なので草花としてはクリスマスローズが見られたぐらい。





出口あたりの大きな鉢植えもクリスマスローズだった。




アジサイが咲くころ、この道は人でいっぱいになる。

池の鳥

2010-02-05 07:13:55 | 近所

泉の森・しらかしの池には冬の間、いろんな鳥がいる。
もっともダイサギやコサギにアオサギなどは年中いる鳥たちだ。




カイツブリも数は多くないがいつも見られる。




まだ幼い表情が可愛い。





キンクロハジロは今年もたくさんやって来た。
しばらくすると皆どこかへ移動したみたいだったが、最近また見られるようになった。
ほかにはホシハジロ、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモなどがいる。




今年はじめて来たと思われるのが、このアメリカヒドリ。




頭が白く頬に緑色が入っているのが特徴だ。




2、3羽いるようだがよく区別できない。
雌もまだ発見できないでいる。





吾妻山の菜の花、しめ

2010-02-04 06:22:43 | 近所

うっすらと見える富士山に雲がかかっている。
菜の花の周りの空気がほんわかとして、みんな満足している。




吾妻山の頂上近くに吾妻神社がある。
祭神は弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)で、日本武尊(やまとたけるのみこと)にとっての吾妻ということらしい。


日本武尊の東征の時、三浦半島から海路を上総へ渡ろうとしたとき暴風が起こり船もろとも海中に沈みそうになった。
その時、妻の弟橘媛命が夫に代わって海の神の怒りを鎮め、夫の武運を祈るため海に身を投じると海が静まった。
その後、今の二宮・梅沢海岸に流れ着いた弟橘媛命の櫛を吾妻山山頂に埋め御陵とした。
その場所が吾妻神社だと伝えられて、今は梅沢地域の氏神様となっている。

この伝説に基づく吾妻神社は木更津、富津や厚木などにもある。




社殿の前に植えられたカワヅザクラがぽつぽつと咲いていた。




高い木の上にいる鳥はシメだろうか。







菜の花を見に戻ると聞きなれた小鳥の声。
なんとメジロが花の間にもぐり込んで盛んに蜜を吸っていた。




メジロと菜の花の組み合わせは初めて見たが、多くの人の目をまったく気にしていなかった。

吾妻山公園

2010-02-03 07:51:07 | 近所

吾妻山公園の山頂の大きなエノキ、葉っぱは全て落ちているが赤い実を残していた。




温かな日だったので、山の上にもかかわらず大勢の人たちが菜の花を楽しみに来ていた。




菜の花の多くは緩やかな面に植えられているので、上から見渡せる。




広い芝生もあって海を眺めたり日向ぼっこで時間を過ごすのもいい。




今回見かけた犬は大きなピレネー犬。
人込みを避けたところでゆったりしていた。




菜の花の下にはオオイヌノフグリがいくつも咲いていたが人の目を引いていなかった。




冬とはいえ菜の花にはちゃんとミツバチの姿が見られた。


隠れるようにとまっていたのはゾウムシの仲間のようだ。




初雪

2010-02-02 08:04:02 | 近所

昨夜の横浜は今年初めての雪が降っていた。




朝起きるとすっかり雪化粧。




中央公園も一面真っ白。




早朝から犬の散歩をした人もいるらしい。
それほどの積雪でないこともよくわかる。




公園の梅の木も雪をかぶって寒そう。





サイクリング

2010-02-01 06:24:40 | 近所

新相模大橋から見る大山

先日ちょっとしたサイクリングをした。
6年ぐらい前に札幌から富良野まで1日半で走ったことがある。
といってもロードレーサーやマウンテンバイクなど専門の自転車でなく「ママチャリ」だ。




相模川のダイサギ

しばらくぶりなので若干の不安はあったがやってみた。もちろんママチャリだ。

往路  瀬谷  大和・泉の森の付近から246号を走り 海老名 厚木 伊勢原付近で63号に入る、
平塚市郊外を抜けて 大磯の西部から1号(東海道)を使って 二宮まで

復路  二宮から1号を東へ 平塚を抜け、相模川を渡って茅ヶ崎へ入ったあたりで 46号を北上
寒川で45号(中原街道)に入り 綾瀬 厚木飛行場の南側 小田急桜ケ丘を通って 瀬谷まで

正確ではないが往路が38km、復路は34km ぐらいだ。




平塚から見た富士山

246号は東京三宅坂を基点として渋谷など都心も通って沼津に至る幹線で関東の方にはおなじみ。
中原街道もラジオの交通情報にも出てくるそこそこ有名な道路だ。




大磯 東海道の松並木

さて走行時間だが
往路は2時間40分 平均時速14.2Km/h  復路は3時間ちょうど 平均時速11.3Km/h




大磯・花水橋際

往路、246号といっても側道を走るがけっこうスピードが出せた。
橋を渡る時やほかの道路と立体交差になるような場所では側道は階段や迂回で苦労した。

走っている間は平気だったが二宮で自転車を降りて136mの山に登ったとき脚の疲労を感じた。

復路 中原街道はアップダウンが多い上、側道は狭く段差の連続ということもあって参った。
もちろんスピードが落ちたのは疲労が第一の原因と認めざるをえない。

北海道のときは平均16Km/hぐらいで走った。
道路が広く(車が少なく)信号も少なかったことと、やはり若かったのだろう。




復路のほうが信号待ちもうんと多かった。




そんなときに鉢植えの花などを見るのも楽しみのひとつ。
ワタの実は久しぶりに見た。




馬入橋で相模川を渡っているときにヨットやクルーザーがたくさん見えた。
中古船舶が買い手を待っているのだろうか。





離着陸がなく静かな厚木飛行場まで来ると我が家もそう遠くない。


勘の良い方にはすでに気づかれてしまったと思うが、
二宮には先日訪れた菜の花の名所、吾妻山公園がある。

富士山がバックに入った菜の花を撮りたいと再チャレンジした。
途中の平塚から見た富士山はクリアーに見えたので、これならと急いだのだが・・





昼に向かい気温が上昇して全体に薄いもやがかかり、山の上についた頃は雲もかかってしまった。
しばらく山頂にいたが、これが一番ましな1枚だ。


菜の花と富士山の写真はまた来年ということにしよう。