1日目、霧ヶ峰について踊場湿原までの途中で持参のおにぎりを食べた。
ヤマハハコ(キク科)
すぐそばにヤマハハコが咲いていた。
白い総苞片が花を優しく包んでいて、開くと黄色い筒状花が遠慮がちに顔を出す。
ネジバナ(ラン科)
踊場湿原を周回しているとネジバナを見つけて驚いた。ずいぶんと季節が違うものだ。
ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
キツリフネがぽつぽつ見られるなと思っていたら、ツリフネソウのほうがずっと多く咲いていた。
湿地の好きな花たちだ。
ある木のところに白い蝶か蛾のようなものがたくさん飛び回っていた。
帰って調べるとヒョウモンエダシャクという蛾の仲間だった。
今回、蝶は種類も数も多かったが、どのように整理するか考え中で稿を改める。
ハクサンフウロなどいろんな花を楽しみながら歩いていると、何かの蕾らしいものを見つけた。
茎を抱く葉が一枚。茎の先の萼片が丸い蕾を抱いているみたいだ。
これが何者か分からないまま翌日を迎える。
朝一番のリフトに乗って、1925mの車山頂上へ向かう。
2つのリフトを乗り継いで標高差400mを約20分で登る。
八ヶ岳や雲の向こうに富士山が見える。
富士山頂にあった気象レーダーが今は車山山頂に設置されている。
1900mを超えた山頂は風も強くさすがに寒い。
ススキ、ヒヨドリバナ、ハンゴンソウなどを眺めながら車山肩から八島湿原方面へ下る。
ウメバチソウ(ユキノシタ科)
その道端になんと昨日何者か分からなかった蕾があり、花も咲いているのを見た。
そしてようやくウメバチソウだと気づく。
本当は経過観察したいところだが、花の構造が面白い。
いくつにも分かれた仮雄しべの先端に丸い腺体がついている。
雄しべは1本だけが長く伸びている。順番に1週間ほどかけて全部が伸びるらしい。
ハナイカリ(リンドウ科)
ウメバチソウのすぐそばにあった小さな花。淡黄色の花に長い距が可愛い。
最初はイカリソウの仲間と思ったがリンドウ科とは意外だった。
雪の景色も見たい気がしました。
素敵な時を越えて・・いい写真が写せたのですね。
雲の具合も丁度富士山にはかからず・・
額に入れて毎日見ていたいなぁ~~
リフトの下にユリなどの花がいっぱいというところも多いようですが、
ここはあまり見られませんでした。スキー場の方針なのでしょうか。
バスとリフトだけで1900mを超える山にいけて絶景を見られるのはありがたいことです。
少し下では蕾だったウメバチソウが山頂では開花していて、秋に咲く花と実感できました。
車山に行かれたんですね。お天気良くて良かったですね。
リフトに乗ってると足元にどんどん花が見えてきて楽しいでしょ
富士山の写真といい、次の写真といい、まるで絵のようですね。
ウメバチソウと分かった時はうれしかったでしょうね。
見てる方もうれしくなりました。
ウメバチソウはなかなか面白い花ですが、それを十分に伝えられる写真になっていなくて残念です。
ハナイカリもちょっと不満です。リンドウ科と知っていればもう少し工夫すべきでした。
動物も雌を呼ぶために雄が外見ばかりでなくいろんな努力をしますが、
植物の場合は昆虫などを呼んで花粉を運んでもらうために雄しべがいろんな工夫をするようです。
最近、人間の男は努力不足ですね。
遠くても富士山は存在感があります。雲に隠れていなくてラッキーでした。
今回は翌朝に分かって助かりました。
ウメバチソウは花に特徴があるので葉っぱまで目が届かないところがあるかもしれません。
ヒヨドリバナとアサギマダラの関係はよく知られていますね。
もちろんいましたよ。そのうちに載せたいと思います。
ヤマハハコは、通常よく目にするハハコグサよりもお洒落で華やかさもありますね。
秋風が吹き始めている時期に咲いているネジバナも意外です。
ウメバチソウも面白い花なのですね。雄しべがずいぶんと頑張っているんだな
という印象を受けました。動物世界でも雄が頑張って子育てするものがいますが、
植物界にもいるんですね。(子育てとはちょっと違いますが)
イカリソウみたい、と思って拝見したらストはハナイカリですか。
でもリンドウ科なのですね。ウ~ン楽しいですね。
富士山の見える光景もとても素適です。高さを感じますね。
その下の景色には、やはりもう秋を感じます。
次は何を見せていただけるかとワクワクします(^^)
この蕾の正体を下の文を読まずに探してしまいました。
なんと、おっちょこちょいな私・・・。
ウメバチソウは花が可愛らしくて花の中も素敵なので
こういう全体像とは全然気づきませんでした。
ヒヨドリバナかヨツバヒヨドリならアサギマダラがいたような気がしますね。
希望者だけということになりますね。
比叡山ミュージアムあたりでご覧になったのは黄色系の花でしょうか。
ハハコグサかもしれませんね。
今回ハナイカリを見たとき最初はイカリソウの仲間だと思っていました。
リンドウ科とは想像できない姿ですから・・
植物や昆虫がつぎつぎと出てきて気が急いた写真ばかりになりました。
雲が多くて期待していた富士山が見えないとがっかりしますね。幸運でした。
花を見ながら歩いていると当初予定していたより時間がかかっているようだったので、
帰りのバスを1台(約2時間)遅らせることにしました。
このあたりは団体行動でないメリットですね。
頂上まで登る希望者を募ってました・・・あれに乗っていれば
この壮大な風景が見られたのですね。
ヤマハハコを拝見して思い出しました。以前比叡山ミュージアムで見た
不思議な花。色も形も全く違いますが、総ホウ片だったのですね!
まだ、筒状花が殆んど見えてない状態の時だったのでしょう。
ウメバチソウの正体?が分かって、スッキリ♪でしたね。
ハナイカリは リンドウ科なんですか?
イカリソウはメギ科・・・
植物園で イカリソウソウとよく似た姿の小さな花を
3種類見たことありますが、それぞれ名前も忘れてしまいました・・・何だったんでしょう?
やはり、高原や湿原では 近辺で見られない植物や昆虫に出会えて
ワクワクしますね♪
≫八ヶ岳や雲の向こうに富士山が見える。
どこへ出かけても、何回見ても、ほんのわずかでも得した気分になるから不思議。
見えないとなぜか淋しい。
沢山の花をめでたようですね。
やはり目的意識を持つのなら単独行動ですね。
束縛されず、自由気まま・・・・・。