クレオメ(フウチョウソウ科)
先輩の家に一輪だけ咲いていた。
とりあえず撮っておいて、帰ってから調べた。
別名は風蝶草、風に舞う蝶か。
また酔蝶花とも。
朝、うすい色だったのが、夕方には濃いピンクになるのでこう呼ばれるのか。
いや、この表現と実際はちょっと違うようだ。
この花のことを知っていたら、もっと観察していたと思う。
この花はいくつかの花のかたまりで、それぞれの花から長いオシベが伸びている。
4枚の花弁には柄がついていて、それぞれ離れているため、風にゆれると蝶のように見える。そこから風蝶草と呼ばれる。
花は夕方に開き、最初は濃い色で翌朝から昼には色が薄くなりしおれるようだ。
全体を見ていると、朝は薄い色が夕方に赤くなっているように感じて、酔蝶花と表したのだろう。
どちらかというと、一晩で酔いが醒めた酔蝶花ということか。
こちらで今日、酔芙蓉というのを教えていただいた。
これは朝咲いたときは白く、夕方になるにつれ赤くなってくるという。
一夜花と一日花、色の変化も対照的で、面白い。
クレオメ、上のほうに蕾が一杯。これからまだ咲きあがっていくのだろう。
写真はいずれも早朝撮影。
付録
この前、ギンバイカを取り違えたナナカマド?
先輩の家の近所にあったこの花、ピントがあっていない。
小葉の数が多いから多分、ニワナナカマドだろう。
それと以前に妙高で写したものの名前がわからなかった白い小さな花の集まり、ななかまどだったんですね。有難うございます。
なんかホッとしました。
“クレオメ”・・すぐ忘れそうな名前ですね。
別名の方がなかなか風情が・・・
風蝶草・酔蝶花・酔芙蓉・・こんな素敵な名前で呼ばれる花は幸せですね・・・
今日も良いお話を伺いました。
有難うございます!!
こういう小さい花の咲く樹木の名前は難しいですね。
ナナカマドとニワナナカマドの違いなんか明確には知りません。まだまだ勉強です。
なにげなく咲いていたので、なにげなく撮ったのですが、こんな名前があるとは知りませんでした。
クレオメは時々見かけますが、そんな性質があったとは知りませんでした。
花を見てキレイ、美しい、可愛いって思うのもいいけど
そうした性質を知った上で見れば又随分と楽しみが出てきますね。
でも、何度も様子を見に出掛けなきゃならなくて忙しくなりそう(笑)
その上、細かいことごちゃごちゃ言わんと花を楽しめと、言われそうでもあります。
蝶がたくさんあつまっているようなそんな感じに見えました。色もとってもきれいで、写真お上手なんですね。羨ましいです。私は写真とるのがヘタで、いつもピンボケ。情けないです。
でも、クレオメも言いのですが、私はやはり和名の風蝶草とか酔蝶花という言葉のほうが、素敵だなと感じております。
そうです、和名の方が風情もあるし、花の特徴も分かりやすいと思います。
このごろは外国名で流通する花が増えましたねえ。
またひとつ物知りになれました
ナナカマドもとても綺麗ですね。上の白と下の花色が違うのですが、咲き始めと咲き終わり、、ですか?
ニワナナカマドはちょっとピンボケですね。
下の方は、花弁の一部が落ち始めているのだと思います。