瀬谷市民の森で毎年この季節に気になって見に行くところがある。
大きな木の根っこあたりで咲くシュンランだ。
葉の陰に隠れて遠目からは見えないが、今年は6輪も咲いていた。
この後にたくさん咲くキンランやギンランとは違った趣があって嬉しい。
その近くに細い木のまわりにモシャモシャしているのが目についた。
少し枯れ始めている部分もあるが、同行の仲間がカニクサだと教えてくれた。
カニクサは蔓性のシダらしい。ヤツデの木にもまとわりついていた。
いつか青々と繁茂しているときに栄養葉と胞子葉の状態も見たいものだ。