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クコ(ナス科)
秋の木の花はハギ、キンモクセイ、ムクゲ、サザンカにチャノキなど、そこそこある。
春の梅、桜、ツツジ、牡丹その他の多士済々に比べると大人しいものだ。
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クコの花の紫色は秋らしい。
ナス科で木本のものはクコのほかにツルハナナスやツルナスなどもある。
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ヌルデ(ウルシ科)
クコの花から少し歩いたところにヌルデの実が出来ていた。
ヌルデも変な名前の木と言えそうだが、木の汁が塗料として使われたことに由来するらしい。
さすが漆の仲間だ。
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ヌルデの葉は10枚前後の小葉からなる奇数羽状複葉で、葉軸に翼があるのが個性的だ。
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実のほかにコブシの実にも似たような面白い形のものが付いていた。
ヌルデシロアブラムシによる虫こぶだ。
五倍子(ゴバイシ)とか付子(フシ)と呼ばれタンニンを多く含んでいる。
昔はお歯黒の原料として使われたそうだ。