神奈川県自然環境保全センターも秋になってさまざまな木の実が見られる。
コブシの実ではないが何かグジャグジャしているのがある。ケンポナシだ。
ケンポナシ(クロウメモドキ科)
ケンポナシは小さな丸い実がなるのだが、果柄が肥大するので面白い形になる。
その全体的な形と、果柄の部分をかじると梨の味がするというのが名前の由来だ。
因みに6月ごろにはこんな花が咲いていた。
ヤマノイモ(ヤマノイモ科)
ヤマノイモの蔓にこんな実がついていた・・・いや実ではなくてムカゴだ。
ムカゴを集めて炊き込みご飯にすると結構おいしい。
ムカゴではなくて実もちゃんと出来るのだが見当たらなかった。
オニドコロ(ヤマノイモ科)
代わりにオニドコロの実をつけた蔓が見つかった。
ヤマノイモの実も3稜の似たような形をしている。
オニドコロにはまだ花も残っている。
オニドコロやヤマノイモは雌雄異株だそうで、これは雌花ということになる。
小川沿いには、数メートルに伸びた木の先に白い花のようなものが広がっていた。
よく見るとタラノキの実がなり始めているのだった。
タラノキ(ウコギ科)
近くのは実がすっかり黒く熟していた。
ウコギ科らしい果序の姿だ。