和泉川を歩いていると何羽かのシジュウカラがいるのが見えた。
いつものように動き回って餌を探すのではなく落ち着いている。
入念に羽づくろいをしているのだった。
どうも一羽だけの振る舞いではないようだ。
どこかに水浴び場があるのだろうと探していると一羽が降りてきた。
脚を入れて様子をうかがっている。
そしてバシャバシャとやり始めた。
3、4回もやってから木の枝に上がっていった。
こちら水辺の岩の上にいるのはヒヨドリだ。
あたりをうかがってから水面めがけて飛び降りた。そしてすぐに戻る。
さらにもう一度飛び込む。濡れた羽を広げたので飛んだ水滴が波紋を作っている。
多くの鳥は脚を水中に踏み入れてそのまま何度か水浴びをするが、
ヒヨドリは飛び込んでバシャバシャすると瞬間的に元の水辺に戻る。
カラスの行水より段違いに早い。