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ノササゲ(マメ科)
林道を歩いていると擁壁に小さな豆がぶら下がっていた。
ノササゲの莢の紫色が好ましい。初秋には黄色い花が咲いていたはずだ。
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艶のある赤い実も見られた。ヤマホロシだ。
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ヤマホロシ(ナス科)
ヤマホロシの実はヒヨドリジョウゴにも似ているが葉の形が違う。
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キッコウハグマ(キク科)
苔の間から辛うじて顔を出して、見落としそうな小さな花はキッコウハグマだった。
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葉の形が亀甲だというのが名前の由来だ。
閉鎖花が多く、咲いているのが見つかると幸運な気分だ。
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スミレの閉鎖花・・すでに実かも
植物は雌雄異株、雄花と雌花、あるいは雄性先熟など、さまざまな工夫で自家受粉を避けようとしている。
ところが閉鎖花という形であえて自家受粉も用意するものもあって面白い。
キッコウハグマやスミレの仲間のほかにツユクサ、ミゾソバ、ホトケノザ、タツナミソウなど・・・
花粉を風で飛ばしたり蜜を出して虫を呼んだりするエネルギーが不要だから経済的合理性があるとも言える。