横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

フデリンドウなど

2012-04-19 07:12:56 | 近所



ミミガタテンナンショウ(サトイモ科)
西丹沢・玄倉の林道。
ヤマネコノメ等が咲く道端にミミガタテンナンショウがすっと立っていた。
仏炎包に耳たぶのような張り出しがあるのが特徴だ。






マルバコンロンソウ(アブラナ科)
同じ路傍に白い花が咲いていた。
瞬間的にユリワサビかとも思ったが葉の形などからタネツケバナの仲間のマルバコンロンソウらしい。






コンロンソウ(アブラナ科) 2011.5 箱根にて
前に箱根で見たコンロンソウとは葉の形がちがう。なるほど先のは丸葉だ。






フデリンドウ(リンドウ科)
ビジターセンターの庭ではフデリンドウを見た。
午前中の日影の時には咲いていなかった。







午後になって日が差すとしっかりと開花していた。







花の芯を見ると柱頭が2裂した雌しべが見える。







フデリンドウは雄性先熟で、咲き始めたばかりのときは5本の雄しべが雌しべを包んでいる
この1枚だけは毎年見慣れた瀬谷市民の森で撮ったものだが、
それに比べると西丹沢のフデリンドウの花は半分ぐらいの大きさしかない。

色合いが違うのはカメラと撮影技術のせいだ。