そろそろシラカシなどドングリが落ちるころだ。
コブシは赤く色づき、弾けて中の種が顔を出すのも近い。
ミツバアケビもきれいな色になった。
ガマズミは小さな赤い実がたくさんつくのだけれど、この木はちょっと様子が違う。
緑色で大きくなっているのはどれも虫こぶなのだ。
イスノキにスズメウリぐらいの大きさの白い実のようなものが見える。
割ってみると完全に中空だ。
イスノキエダコタマフシあたりの虫こぶかとも思うが中に何もないのは不思議だ。
イスノキはいろんな種類の虫こぶができるので有名な木だ。
イスノキエダコタマフシ、イスノキエダイボフクロフシ、イスノキエダチャイロオオタマフシ、
イスノキエダナガタマフシ、イスノキエダホソナガタマフシ、イスノキハグキタマフシ、
イスノキハコタマフシ、イスノキハタマフシなど多くの種類があるそうだ。