観光花農園へ行く途中の遊歩道に釣鐘状の花が植えられていた。
すぐには名前が分からなったが家で調べると、
ペンステモン(ゴマノハグサ科)別名ツリガネヤナギだった。
色は赤・白・ピンク・紫などがあるらしい。
花農園でも、私にとっては珍しい花をたくさん見つけた。
ルピナスに似ているけれど、背が低く花穂の姿もちょっと違うように思える。
あとで、ルピナス・テキセンシス(マメ科)らしいと分かった。
デジカメの苦手な青紫色にシベの先の黄色が可愛い。
花の名前を探すときは、花の色や咲く時期などと科名が分かれば助かる。
ムラサキ科が近いと思って調べたが該当するものがなく、科名が分からない。
ようやく行き当たったのは、ハゼリソウ科の ファセリア・カンパヌラリア という名前だ。
科名が思いつかないのもそのはず、ハゼリソウ科の花は珍しい。
唯一知っている仲間はネモフィラだ。
この花も科名すら分からない。
メシベの先が4裂して小さい花のように見える。
面白い形の花弁は八重(8枚?)もあれば一重4枚のものもある。
オシベは4本だが、退化して細い4本も見える。
これもようやく、クラーキア・プルケラ (アカバナ科) と分かった。
ホソバノサンジソウという別名で、三時草ではなく山字草は花弁の形からに違いない。
細葉でないサンジソウもあって、クラーキア・エレガンスというものらしい。
花農園に花の名前の案内がないのは不親切との考え方もあろうが、
私にとっては頭の体操になる。