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ゼニアオイ(アオイ科)
単にアオイといえばタチアオイを指すようになったのは、
江戸時代元禄以降のことらしい。
タチアオイもゼニアオイもヨーロッパ原産で中国経由で入ってきたとか。
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ゼニアオイの実
源氏物語に出てくる葵や徳川家の葵の御紋は、
アオイ科の花ではなくウマノスズクサ科のフタバアオイのことだそうだ。
万葉集に詠まれているのはフユアオイのことだとも言われて、ややこしい話だ。
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ゼニバアオイ(アオイ科)
畑の脇に咲く小さな花もアオイの仲間だった。
銭葵でなくて銭葉葵・・・葉が銭の形ということだろうか。
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花はフユアオイに似ているが、ゼニバアオイはヨーロッパから来たものだ。
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実の形はゼニアオイもゼニバアオイも似たようなもので、
いくつかの分果が輪になっている。
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このゼニバアオイの分果は15ぐらいあるが、
フユアオイは10個だそうで区別点になる。
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キクノハアオイ(アオイ科)
先日キクノハアオイの花を見た。 キクノハアオイとツメクサ の記事 参照
その実もゼニアオイたちと同じような形で、すでに熟しているのもあった。
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分果の中には面白い形の種子が入っていた。
ゼニアオイやゼニバアオイの種子も同じような形なのだろうか。