横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

オシドリ

2006-02-21 09:47:30 | 近所

自然教育園の後、井の頭公園へ行った。
吉祥寺駅に近く、池畔では
若者を中心として歌やパフォーマンスが繰り広げられている。

白鳥ボートと一緒に水鳥たちが泳いでいるが、
ボートの来ない静かな木の上で、オシドリたちが休んでいる。


オシドリ(ガンカモ科) 鴛鴦
繁殖期前後の雄の羽は見事な色彩だ。
嘴まで紅い。


真ん中の雄の右にいるのが雌で、
灰色や褐色中心の地味な格好だ。
写っていない嘴も黒っぽい。

雄の左側にいるのは何だ?


雄と形は同じだが、羽が寂しいし
嘴も紅より薄いピンクだ。

確信はないのだが、これがエクリプスか。
カモの仲間は繁殖期が過ぎると、雄の羽などが生え変わり雌のようになる。
これをエクリプス(雌化)という。

ところで、オシドリ夫婦と言うように繁殖期は仲睦まじいが、
翌年は相手が変わるという話もある。


ほかの水鳥たちも見ておこう。

オナガガモ(ガンカモ科)
ここはオナガガモをたくさん見ることが出来る。
カルガモより多いかもしれない。
しらかしの池で分からなかった雌も見つけた。


カイツブリ(カイツブリ科) 雌雄同色
小型で、よく動きまわる。


カワウ(ウ科) 雌雄同色
のんびりと遠くを見ていた。