横浜三塔と呼ばれる三つの塔がある。
この写真の左側に見えるのがキングの塔と呼ばれる神奈川県庁本庁舎。
右手前がクイーンの塔の横浜税関。
そして中央奥の方に小さく見えるのがジャックの塔の横浜市開港記念会館だ。
この三塔は大正から昭和初期に建設され、当時は横浜港のどこからも見えるシンボルだった。
今は付近にいろんな建物が建ち三塔を一望できる場所は少ないそうだ。
その一つがここ象の鼻パークあたりだ。
象の鼻パークは、みなとみらいや赤レンが倉庫から山下公園に向かう途中にある。
横浜港発祥の地であり象の鼻波止場が復元され2009年に開園した。
左手に見える平屋の建物は象の鼻テラスと呼ばれる。
象の鼻テラスの内部は小さなカフェと多目的スペースとなっていて、
「時をかける象(ペリー)」というシンボル像もある。
大桟橋の見える窓にはいくつかの問いかけが書かれている。
「たったいま、あなたは三歳の子供と百三歳の老人のどちらになってみたいですか?」
大桟橋には比較的小さな船が入港していた。
ダンスの練習をする若者と船の間に見える突堤(波止場)が象の鼻だ。
象の鼻パークの出口辺りの古い建物。入ったことはないが洋服や雑貨を売る店らしい。
この建物の周りは時間も空気もゆったりしている。