老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

いよいよ桜のシーズン到来

2018年03月27日 20時06分32秒 | 散歩中に見かけた風景
 今年は予想以上に桜の花が早く、大阪でも20日に開花しあっという間に見頃になりました。
お花見大好きな私は、出来るだけあちこちの桜を見たいと思い、桜見物の予定見直しを迫られています。

 先ずは、日毎に変る近くの桜の様子だけは見逃さないように、連日散歩に出掛けています。
取りあえずは、大川沿い近くの桜や色々な花の様子をお知らせしましょう。(まさ)


大川沿い桜の宮公園の桜

同上

同上

同上 ピンクのサクラも目立ちます
 
川沿いの桜

近くの団地の桜

大阪拘置所 現在建て替え中ですが非常にモダンになりました

満開のユキヤナギと桜

ユキヤナギ

淀川河川敷でラッパスイセン

同上アップ

ヒメオドリコソウ(シソ科)も可愛らしく咲いています

春眠暁を覚えず

2018年03月26日 19時26分11秒 | その他
 この時期、朝の布団の中の気持良さは格別で、7時頃に目が覚めていても直ぐには布団から出られず、つい8時過ぎまで惰眠を貪っているという状態です。

 特に急ぐ予定がない時は大抵がこの状態で、早く起きて電力を使うよりは省エネに貢献と勝手な理由を付け、引退した高齢者の特権と楽しんでいます。

 この「春眠暁を覚えず」については、この時期にピッタリの言葉ですが、出典は確か中学生の時に習った漢詩だったと思い、改めてチェックしてみると、作者は中国唐代の代表的な詩人である孟浩然(689 - 740年)の「春暁」という詩で、全文は下記の通りでした。
  春眠不覺曉
  處處聞啼鳥
  夜來風雨聲
  花落知多少


 正にこの時期にピッタリと思うのですが、「春眠不覺曉」の背景については、色々な解釈があるようです。

 一般的には、私の状況のように“春の朝は布団の中が心地良いので、つい夜が明けるのがわからないほど寝坊をしてしまった”に近い心境なのでしょうが、「お役立ちCLIP」(https://macckey.com/archives/3803.html)には、これ以外の説も掲載されていました。

①(この詩の後半にあるように)「夜中の雨や風が激しく、せっかくの花が散ってしまうのではないかと心配していたから」
②(日の出の時刻の関係で)「冬と同じ時刻に目覚めても、春はもう日の出が過ぎてしまっているんだな」

やはり、人それぞれに感じることが違うのですね。(まさ)

お墓参りの余録②  ~春の味わい~

2018年03月25日 20時02分07秒 | 食べ物
(今日は、お墓参り関係の2件目も併せてアップです)

 春のお墓参りの翌日の我が家の定番は、山野菜をメインにした天ぷらです。
今回も、途中の山崎や一の宮町の道の駅で購入したり、途中で採取した野草などの天ぷらが食卓を飾りました。

 今回使用した材料は、フキノトウ、ツクシという定番に加え、セリやヤマノイモ(自然薯)を加えた豪華なものになりました。
特に、今年入手できたヤマノイモは正真正銘の自然薯で、摺りおろして海苔で巻いたものを揚げると、お餅そっくりの食感でしたが、昔懐かしい味でした。(まさ)


左奥から時計回りに、ナノハナのおひたし、ツクシの佃煮風、山菜の天ぷら(下記)、ヤマイモの海苔巻揚げ

山菜の天ぷら盛り合わせ(セリと小エビのかき揚げ、フキノトウ、ツクシ)

お墓参りの余録①  ~色々な風景~ 

2018年03月25日 19時53分49秒 | 旅行/色々な風景
 僅か年2回のお墓参り行事は、色々な楽しみもあります。
まず、早春の色々な景色を楽しんだり、安くて豊富な花や野菜を購入したり、ツクシや春の野草を見たり、更に自生のミツマタを少し採取したりですが、毎年同じ時期に行っている積りでも、微妙な温度の違いで毎年少しずつ変化があって楽しんでいます。

 今年も昨年と同じ時期にほぼ同じコースを通ったのですが、気付いた大きな違いは、

 ◆R429で宍粟市から朝来市に山越えしましたが、昨年は峠のあちこちに雪が残っていたのが、今年は非常に少なかったです。確か、真冬にはかなりの積雪があったようですので、最近の気温の上昇が昨年に比べて高かったことが判ります。

 ◆この為か、この国道のあちこちにあるミツマタの群生地では、昨年はまだ蕾が白かったのが、今年は薄らと黄ばみ、既に開花しかけていました。

 ◆また、国道のあちこちで昨年は気付かなかったが目立ちました。
そこそこ立派な滝なのですが、帰宅後に調べても名前が判りません。
普段は殆ど滝と呼べるような流れもないのに、数日前に続いた菜種梅雨の影響で、立派な滝を思わせるような流れになっていたのかと思いました。

 また、今年は帰路に新しく開通した第2名神を経由しました。
トンネルが多くて、道路の防音壁なども高くて周囲の景色は殆ど楽しめませんでしたが、新しい道路は快適に走行できました。
お目当ての宝塚北S.A.は満車だという事でパスし、箕面とどろみインターで降りて、箕面トンネルを経由し千里中央迄は順調に進んだのですが、そこから先の新御堂が大渋滞でした。
夕方という時間的なものか、それとも第2名神経由の車が集中するのかは不明ですが、今回だけでは第2名神の有利さは判断でませんでした。(まさ)


お寺の近くのオオイヌノフグリの群生

同じくホトケノザ

R429の道端の滝(宍粟市側)

同上。(朝来市側)

この時期のR429はミツマタが目立ちます。(昨年よりは色付きが早いようです)

同上 ミツマタの群生

持帰り自宅で撮ったミツマタのアップ写真

途中で購入した花で、家の中も花一杯になりました

同上

雛飾り  ~男雛と女雛の位置など~ 

2018年03月24日 20時10分27秒 | 旅行/色々な風景
 毎年この時期にお伝えしていますが、ご先祖様のお墓は兵庫県宍粟市の山奥にある菩提寺の墓苑にありますので、墓参に行くのは1日掛りとなり、ご先祖様には申しわけありませんが墓参は年2回のお彼岸頃にさせていただいています。

 従って、毎年同じ時期になるのですが、昨日は春の墓参りに行ってきました。
この時期の最大の楽しみは、住職の奥さんが集めておられる雛飾りを3月~4月上旬に展示公開されており、これを拝見出来ることで、昨日も墓参の後庫裡に上がり拝見しました、

 庫裡に入るとまず目の前に沢山の雛飾りがあるのにビックリしますが、それだけでなく4つの部屋一杯に色々な雛飾りや、昔の人形、さらに昔の女の子の色とりどりの着物なども展示されており、奥さんと色々な昔話をしながら楽しんできました。

 今回話題なったのは、雛飾りで男雛と女雛の位置でした。
男雛が右側にあったり、左側にあったりと、色々なのでその理由などについて話したのですが、帰宅後念のためにWIKIPEDIAなどのネットで色々検索して調べたところ、下記のような経緯が判りました。

 男雛と女雛の並び方は内裏の宮中の並び方を模している。
かつての日本では「左」が上の位であり、明治時代までは左が高位という伝統に基づき、天皇である帝は左に立った。

 しかし明治の文明開化によって日本も西洋化し、その後に最初の即位式を挙げた大正天皇は西洋に倣って右に立った。それが皇室の伝統となり、昭和天皇はいつも右に立ち香淳皇后が左に並んだ。それにならい、男雛を右(向かって左)に配置することが一般的となった。
しかし、男雛を左に配する週間は西日本などでは続いているようです。
(まさ)


庫裡を入った所の飾り

段飾り雛

御殿飾り雛

押絵雛(信州に多いようです)

沢山の雛掛軸

男雛が左側(向かって右)の雛掛軸。この雛掛軸は五人官女になっています

男雛が右側(向かって左)の雛掛軸

色々な昔の人形と着物