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老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

春眠暁を覚えず

2018年03月26日 19時26分11秒 | その他
 この時期、朝の布団の中の気持良さは格別で、7時頃に目が覚めていても直ぐには布団から出られず、つい8時過ぎまで惰眠を貪っているという状態です。

 特に急ぐ予定がない時は大抵がこの状態で、早く起きて電力を使うよりは省エネに貢献と勝手な理由を付け、引退した高齢者の特権と楽しんでいます。

 この「春眠暁を覚えず」については、この時期にピッタリの言葉ですが、出典は確か中学生の時に習った漢詩だったと思い、改めてチェックしてみると、作者は中国唐代の代表的な詩人である孟浩然(689 - 740年)の「春暁」という詩で、全文は下記の通りでした。
  春眠不覺曉
  處處聞啼鳥
  夜來風雨聲
  花落知多少


 正にこの時期にピッタリと思うのですが、「春眠不覺曉」の背景については、色々な解釈があるようです。

 一般的には、私の状況のように“春の朝は布団の中が心地良いので、つい夜が明けるのがわからないほど寝坊をしてしまった”に近い心境なのでしょうが、「お役立ちCLIP」(https://macckey.com/archives/3803.html)には、これ以外の説も掲載されていました。

①(この詩の後半にあるように)「夜中の雨や風が激しく、せっかくの花が散ってしまうのではないかと心配していたから」
②(日の出の時刻の関係で)「冬と同じ時刻に目覚めても、春はもう日の出が過ぎてしまっているんだな」

やはり、人それぞれに感じることが違うのですね。(まさ)

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