老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

シチリア旅行記  その⑬ 山頂の町・エリチェ 

2024年07月13日 19時48分40秒 | 旅行/色々な風景
(暫く間が空きましたが、シチリア旅行記に戻ります)
 
 6月1日にセリヌンテの神殿群を回った後、少し早めにエリチェに向いました。

 ここはシチリアの西部にあり、標高750mのサン・ジュリアーノ山の山頂に広がる町で、当初はシチリアの先住民であるエリュモイ人によって開かれたが、その後フェニキア/ギリシャ/ローマ/アラブ人のさまざまな神に捧げられた聖地として栄え、その後ノルマン時代になってからはアラブ人を駆逐し要塞が築かれたようです。

 小さな町で大きなホテルなどはなく、我々が泊ったのは街中の小さいけれど静かなホテル。
  石畳の道がある魅力的な街で、路地大好き人間の私には胸がときめくような所で、ホテルに着くなり荷物を置いて小さな町の散策に出かけました。

 また、この山頂にはノルマン城とマトリーチェ教会という名所があって、首都パレルモからの日帰り観光地で日中は結構混むが、夜と早朝は人出がないということで、夕食後と翌朝にものんびりと散策させていただきました。

 この魅力的な街に連泊でしたので、先ずは思い切り楽しんだ街中の様子をお知らせし、ノルマン城とマトリーチェ教会については項を改めます。(まさ)

まるで日光のイロハ坂を思わせる曲がりくねった道で標高750mの町まで一気に登ります

同上  雲が下に見えるようになりました
トラーパニ門(トラーバニの町を見下ろす場所にあるからトラーパニ門です)

同上

これがメインストリート}

綺麗な石畳の道です

魅力的な路地があちこちにあり心が躍ります

ホテル前 シチリア州の州章です
(この3本足を持つ顔は「トリナクリア」というシチリアのシンボル。三角形の島の形を表しているとも、春夏秋の季節を表しているとも言われています。真ん中の顔はギリシャ神話の女神メデューサで、シチリアの肥沃な大地を司っているといいます
三脚巴と呼ばれますが、この文様はシチリア独特のものではなく、多くの古代文化で見られ、マン島のシンボルにも用いられていますし、ドイツやポーランドをはじめとするヨーロッパ各地でも見られます
メデューサの髪はヘビだと言われていますが、シチリアのシンボルでは麦の穂。これは、シチリアが古代ローマ帝国時代に穀物貯蔵庫として大きな役割を果たしていたことから、シチリアの肥沃な大地や繁栄を表しています)


広場

路地

同上

同上

同上

展望台

下にはトラーパ二の塩田が見えます
遠くに風力発電の風車も見えます

 静かな街を夜の散歩

同上

同上 ここはホテルかバールでしょうか
同上
同上 トラーパニの町の夜景

(早朝の散歩で)
ホテル前の道路 
北の方には霞が掛かっています

こんな教会もあります

狭い隙間を通ります

何とか通れました

路地
路地

バールの洒落たテーブルと椅子

路地



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。