東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

アネモネなど球根の堀り上げ、ひなげしの採種

2020年05月26日 | 花,野草

 春の花が満開だと思ってたら、いつの間にか花は散ってしまい枯れてしまいました。うかうかしていると梅雨の季節に入ってしまいます。そのままにしておくと球根類が腐ることがあります。今回、春の花の球根の堀り上げをしました。そして、枯れて見る影もないひなげしの種も取っておきました。ひと夏越して秋になったら、球根を植えたり種をまこうと思います。

         掘り上げたアネモネの球根を保存加工


 初めにラナンキュラスの球根を掘り上げました。ラナンキュラスは球根と茎がしっかりと繋がっています。そのため、無理に分離することはしません。繋げたまま縛って保存します。球根をよく見ると、よく太ったものと痩せたものがあります。痩せた球根の多くは、乾燥しすぎると秋までに干からびて枯れてしまうことがあります。ラナンキュラスの球根は、チューリップやヒヤシンスなどの球根よりも持ちが悪いのです。

ラナンキュラス堀り上げ  ラナンキュラスの球根   球根を束ねて保存
  

 次に、アネモネの球根を掘り上げました。まだ緑色をしている茎ですが、不用意に引っ張ると茎と球根が容易に切れてしまいます。そのため、根本をスコップかフォークで土ごと掘り上げます。その後、ちぎるようにして球根と茎を分離します。球根は紙など通気性の良い袋で乾燥保存します。

  土ごと掘り上げ      アネモネの球根    球根と茎を分離
  

 続いて、クロッカスの球根も掘り上げました。葉はすっかり枯れているため、その下を掘り返して球根を取り出します。ビー玉位の大きさの球根がたくさん現れました。この球根も紙袋の中に入れて乾燥保存します。一通り球根の掘り上げが終わると、ひなげしの種を取りました。種が詰っている種の鞘を手で摘まみながら取りました。ちなみに種の鞘を一つを壊すと、中から無数の極小の種が出てきました。今年はひなげしの種を買わなくて済みそうです。

   掘り上げたクロッカスの球根    ひなげしの種の鞘を摘まみ取る
 


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