甜菜(サトウダイコン)を栽培しましたが、暖かい山口県ではなかなか育ちません。秋に種まきをして育ったのは1株だけでした。この太株を砂糖作りに使ってしまうと、種子を取ることができません。そのため、たった一つの太株を大切に育てて、今回やっとその太株から種子を取ることができました。この秋に今回採種した種を何粒か蒔こうと思います。春になって太った株をたくさん収穫できれば、砂糖作りをしてみようと思います。ただ、甜菜の主産地は寒い北海道です。どうすればこの山口県でうまく栽培できるでしょうか。
花が散って約1ヶ月後の甜菜の種子
ところで、種子を採取した甜菜の太株は異形の形をしています。イボのように四方八方に枝が出ています。7月にその枝の先端に花が小さな白い咲きました。その花が散った後に種ができたようです。花の数だけ種ができたのですが、とても種の形には見えません。しわしわの小さな粒状の種が付いていました。ゴミ粒のようにも見えるその種を、枝からこそげ取りました。
最後まで残った1株 枝部分を刈り取り 種が付いた枝
採種した種子を10月に種まきしようと思います。冬の間に育って初夏に根が膨らみます。その太株をすりおろして絞ります。したたり落ちた液を煮つめると砂糖が残るようです。まだ、試していませんが、どんな砂糖ができるのでしょう。砂糖モロコシは水飴状の砂糖が取れます。砂糖大根はサトウキビのような固形の黒砂糖ができるのでしょうか。来年の初夏に試してみたいと思っています。
枝から種をこそげ落とす 収穫したたくさんの種子
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