東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 麻郷 納涼盆踊り大会 嵯峨音頭ほか 2015

2015年08月11日 | ふるさと



 城南小学校から麻郷公民館まで、車で15分位でしょうか。19時25分に到着し、ぎりぎり盆踊り抽選券に間に合いました。麻郷は公民館で盆踊りをするため、城南小学校の盆踊り会場から来るととても狭く感じます。麻郷はかつて麻郷小学校の運動場で盆踊りをしていました。しかし、新校舎に立て替えた頃から公民館で盆踊りをするようになりました。

                 櫓を中心に、田布施音頭の太鼓をたたく子供達


 私が麻郷公民館に着いた頃、田布施音頭を踊っている最中でした。会場が狭いためか、屋台を楽しむ方々と踊りの外周が重なっていました。そのため、外周を回っている方々はやや踊りにくいようでした。どういう訳か、内周の輪ではあまり人が踊っていませんでした。ある盆踊り会場では、櫓を二段の高さにしている所がありました。一段高い中央は太鼓を叩いたり音頭くどきをして、婦人会などベテランの方々が一段低い櫓の上を回りながら踊っていました。

     田布施音頭を踊っている方々          空に星がちらちら瞬く中で踊る
 

 盆踊りの楽しみの一つに屋台があります。焼ソバやビザを焼いているコーナーは人だかりでした。また、飾り物を売っているコーナーも子供達が群れていました。
 私が子供の頃は、祖母が住んでいた平生の夏祭りが楽しみでした。祖母に連れられて、賑やかな平生の街中を歩きました。確か、大内川だったと思いますが、灯篭流しが行われていました。川の岸辺から灯篭を流しました。たくさんの灯篭がゆらゆらと海のかなたに流れ出していく光景をとても神秘的に思いました。飾りたてた豪華船もあったように記憶しています。

  美味しそう、焼きソバ店      ビザを焼いていたお店      賑やかな人だかり
  

 踊りの最後は麻郷嵯峨音頭でした。練習に何度か来ましたので、一番なじみのある嵯峨音頭です。嵯峨音頭で、子供が太鼓を叩くのは麻郷と麻里府だけのようです。また、麻郷以外はほとんどが「えびやのじんく」ですが、昭和15年に麻郷のある方が麻郷の地域性に合わせた音頭くどきを作りました。それが麻郷嵯峨音頭なのです。そのころ、麻郷独自の「えびやのじんく」もあったようです。今後、麻郷嵯峨音頭に加え、麻郷独自の「えびやのじんく」復活も良いかも知れません。

               最後に麻郷嵯峨音頭を、みんなで輪になり踊る


 盆踊りが終わると、楽しい抽選会です。私は341でしたが、残念ながら当たりませんでした。ここ数年、全く当たりません。日ごろの行いが悪いのでしょう。抽選会が終わると、最後の花火が空高く打ち上げられました。その後、私はふるさとの会の方々と一緒に太鼓などを公民館に仕舞いました。今年は同日開催の城南の盆踊りを見学したので、麻郷の盆踊りは全て参加できませんでした。来年は、昼間からフルに参加しようと思います。
 さて、残る盆踊りは麻里府、岸田、誓立寺です。できれば全部参加して、それぞれの嵯峨音頭の違いを知ることができればと思います。
 盆踊り開催に関わった方々、お疲れ様でした。

 ワクワク、抽選会の始まり      当たった方は記名    最後、太鼓などの後片付け
  


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