東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 麻里府 盆踊りの練習 嵯峨音頭 2015

2015年08月12日 | ふるさと



 麻郷と城南の盆踊りが終わった後、麻里府の盆踊り練習を見学する機会に恵まれました。A君と一緒に19時過ぎに旧麻里府小学校の講堂に行きました。数人の方がおられました。しばらくすると、子供達や大人達が大勢集まってきました。
   
 旧麻里府小学校の講堂      太鼓に貼られた太鼓譜     嵯峨音頭の練習開始
  

 講堂に置かれた太鼓には、嵯峨音頭「えびやのじんく」の太鼓譜が張られていました。太鼓の譜面は、各地で独自に工夫されたものが使われています。ある程度人数が集まると、中郷にお住いのKさんから練習開始の挨拶がありました。そして、Kさんの最初の合いの手から嵯峨音頭の太鼓の練習が始まりました。今回、太鼓を練習していた子供達は去年も太鼓を叩いたのか、最初から難なく叩いていました。

  嵯峨音頭の太鼓を元気よく打つ子供達        麻里府では、音頭くどきが複数人
 

 太鼓を叩いている時、ふざけるように子供は一人もいませんでした。麻郷の子供達は、人数が多く賑やかなのは良いのですが、太鼓を叩くときに何かピリッとしないように思います。単純に比較することはできませんが、他地域を見回るといろいろ気がつきます。とある太鼓グルーブでは、一種の能力主義を取り入れて選抜することがあるそうです。そのため、いい加減な練習はできません。指導も徹底しています。当然演奏はとても上手になります。子供達をどう指導するか,どう躾けるか,またはどう位置づけるかは、それぞれの地域の指導者の考え方の違いが表出するようです。

                ピリッと、上手に太鼓を叩いている麻里府の子供達


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