東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 城南 納涼盆踊り大会 嵯峨音頭ほか 2015

2015年08月10日 | ふるさと



 8日、午前中は発明クラブで工作指導をしました。冷房がない田布施西小学校の工作室での指導です。私は二人の子供を担当していますが、今回は最終的な動作確認をして色塗りをしました。次回は、県に出すための報告書を書く指導です。午後は小学校同窓会の準備会がありました。今のところ恩師2名を含めて出席者は28名の予定です。同窓会当日の役割分担や細かなスケジュールなどを決めました。また収支予測をして赤字にならないように決めました。私は、総合司会,恩師をお連れする役割,そして写真の撮影担当をすることになりました。

  太鼓をセットする子供達     大太鼓を櫓に上げる    元気な山城太鼓の子供達
  

 ところで、今、各地の嵯峨音頭を見学しています。8日は田布施町城南と麻郷で嵯峨音頭が踊られました。最初、城南の盆踊りを見学しました。会場は城南小学校の運動場です。到着した時、山城太鼓の子供達が額に汗を流しながら太鼓を櫓の傍に運んでいました。
 そして、しばらくすると城南各地の方々が集まってきてプラカードの前に並び始めました。集まってきた方々を見ると、ほぼ全員の方が仮装をしていました。運動会余興の仮装大会のようにも思えました。みなさん楽しんでいるようでした。こんな盆踊りもあるのですね。

                 仮装した各地区の方々が櫓の前に整列


 最初、山城太鼓の子供達が軽く太鼓を演奏しました。その頃、パンパンと言う音が空から聞こえてきました。花火が空高く上げられ、たくさんのパラシュートが落ちてきました。その落ちてくるパラシュートを拾うため子供や大人が集まっていました。その後、並んだ各地区の方々を前に、盆踊り開会宣言がありました。
 宣言が終わるといよいよ盆踊りです。最初、私が見聞きしたかった嵯峨音頭でした。麻郷ではふるさとの会が嵯峨音頭を引き継いでいますが、城南では嵯峨音頭保存会の方々が引き継いでいるようです。

   並んだ各地区の方々       盆踊りの開会宣言       最初に嵯峨音頭
  

 嵯峨音頭保存会の方々による太鼓,音頭くどき.合いの手です。太鼓は一つ、音頭くどきと合いの手は複数の方々が担当しておられました。音頭くどきは「えびやのじんく」のようでした。城南に来る前は、山城太鼓の方々が嵯峨音頭の太鼓を分担しているのかと思いましたが違うようです。嵯峨音頭保存会で音頭くどきも太鼓もすべてまかなっているようでした。どの地区も、嵯峨音頭の保存・普及に苦労しています。音頭くどきをする人や太鼓が叩く人が絶え、盆踊りの時に録音テープに頼るしかない地区があると聞きます。
 櫓を中心に踊っている方々を見ると、踊りは麻郷と同じようでした。わずかな時間でしたが、私も難なく踊ることができました。城南の嵯峨音頭を見学していると19時頃になりました。19時半に麻郷の盆踊り抽選券の締め切りです。私は、麻郷の盆踊り会場がある麻郷公民館に急ぎました。

             暗くなりつつある空の中、嵯峨音頭を踊っている城南の方々


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