一昨日、我家の畑を歩いていると栗のイガが落ちているのに気がつきました。上を見上げると、栗の木にたくさんの実がありました。忘れていましたが、栗の収穫時期に入っていたのです。地面の草をかき分けると、他にもたくさんの栗が落ちていました。食べられそうな栗もあれば、虫食いの栗もありました。1週間ほどした9月中旬になれば、食べられる栗ばかり落ちるようになります。
実がたくさんついた栗の木、丸は今にも落ちそうな栗の実
今頃落ちる栗を観察すると、栗がいろいろな生き物を育てていることが分かります。例えば、栗の実を開くと白い蛆虫がいることがあります。この蛆虫をそのままにしておくと、クリシギゾウムシなどの甲虫となります。この小さな蛆虫はかつて釣り餌として使われていたそうです。また、その昔は鉄砲虫(カミキリムシの幼虫)と同様に昆虫食として食べられていたそうです。昔は貴重な蛋白源だったのでしょう。
落ちていた、イガに包まれた栗の実、
私は鉄砲虫や蜂の幼虫ぐらいしか食べたことがないのですが、栗に潜む蛆虫も甘いクリームのような味がするのではないかと思います。どんぐりにも似たような虫がいます。これからの季節、冬を迎える昆虫たちを観察するには最適な季節となります。
虫に食われ穴だらけの栗 虫が出た痕跡の穴 食害なしの栗、夕食に
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