東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ほぼろ版買物籠の試作(4/5)

2023年05月30日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 手提げ用として、太くて丈夫な縄を綯いました。まず縄にする材料を何にしようかと考えました。わらでも良いのですが、たまたま我家の後ろに生姜の枯れた葉や茎がたくさん落ちていました。匂いをかぐと微かに生姜の匂いがします。
 生姜の葉を縄にするとの話を聞いたことがありません。ですが、試しに手提げの縄として綯ってみました。駄目ならば他の材料に変えます。注連縄と同じ三本撚りにしました。

        生姜の乾燥葉で三本撚りした縄をわら籠に取りつけ

 私は毎年、大晦日前に我家の注連縄を綯います。その方法で手提げ用の縄を綯いした。注連縄を作る場合、多くの方は最初二本撚ってから一本を継ぎ足すようです。私は昔から、三本を同時に撚りつつねじって注連縄を作ります。今回も生姜の枯葉で縄を撚ってみました。

  たくさんの生姜の枯葉    茎部分を選別     水に浸して柔らかく
  

 生姜の枯葉を使ってなんとか縄を作ることができました。生姜ゆえの欠点も見つかりました。それは撚りが進むと、多くのほつれやのささくれが出ることです。なるべくささくれが出ないように強く撚りました。そのため、なんとか手提げ用の縄が完成しました。生姜製の縄は、持った感じが少しごわごわしています。そのため、後で布カバーを被せる事にしました。

 6本の生姜茎部分を3分割して綯う      注連縄を綯う要領で縄作り
 


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