このところ長雨が続いています。ひどい事にこの日曜日は台風が来ています。山口県に上陸はしないようですが、昨日からの大雨で畑は池のようです。特に綿畑が浸かっています。この長雨や台風で、和綿と洋綿の気候に対する耐性の違いを思い知りました。和綿畑も洋綿畑同じように水に浸かっていますが、両方の綿には明らかな違いがあるのです。
雨が降っても下を向いて耐える和綿 腐っているのか、柔らかい緑綿
まず和綿ですが、実が割れて出た綿はすべて下を向いています。がくの部分が、綿を覆い傘の役目をしています。降った雨はがくを伝わって滴り落ちるようです。そのため、綿があまり濡れていないのです。綿自体にも油があるのか雨がそれほど浸み込んでいませんか。和綿が長雨に圧倒的に強いことを身をもって知りました。
救急収穫した緑綿を扇風機で乾燥
一方の洋綿(緑綿)は実が閉じたままです。触ってみると多くの実が柔らかいのです。摘まむと水が染み出てきます。いくつかの実はあきらかにカビが生えています。腐っているのです。試しに実を割ると、綿の繊維がボロボロです。これでは綿として使えません。これ以上腐らないよう緊急に収穫することにしました。大雨の中、刈り取るようにすべての洋綿(緑綿)の実を取りしました。
カビが生える緑綿 繊維が腐り千切れる 乾燥のため綿の実を開口
収穫した洋綿(緑綿)はびしょびしょに濡れていました。そのため、扇風機で風を送りつつ乾燥させることにしました。わずかにでも割れている実は指で押し開くように開口しました。洋綿がこんなに雨に弱いとは知りませんでした。ただ洋綿のうちバルバデンセ(エジプト綿)種は、雨の前に収穫しておいたので大きな被害はありませんでした。ただし、畑に残した残りの実は腐ってしまうと思われます。
雨が降る前に収穫したためセーフの洋綿(バルバデンセ)
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