20年位前に自作したデジタル気温計が調子悪くなりました。温度が33度位以上になるとなぜか点滅をし始めます。特に今年は気温が高いので日中はほとんど点滅して気温が何度か分かりません。このため、20年位ぶりに分解して温度調節してみることにしました。
気温のデジタル表示部 20年ぶりに見る内部
今、デジタル温度計は液晶表示で1000円程度で買うことができます。しかし、20年ほど前はディスクリート部品を組み合わせて作るしかありませんでした。この温度計も大きくはデジタル表示部とAD変換部に分かれています。温度計測部は今はほとんどがICになっていますが、この温度計はダイオードです。このため、ダイオードを代えるといろいろ調整する必要があります。
上部が気温のデジタル表示部、下部の小さいICがAD変換部
いろいろと調べていると温度表示が点滅する理由はダイオードに流れる電流による自己発熱と分かってきました。33度位になると、自己発熱で順電流降下電圧が不安定になるようです。点滅しているときにダイオードに扇風機で風を送ると、点滅が収まり温度が正常に表示されます。そこで、ダイオードの熱が放散しやすいように、ダイオードを基板から切り離し単体にしました。これで風通しがよくなります。
熱がこもりやすい基板 基板から切り離し放散しやすく
温度を20年ぶりに校正しました。市販温度計を基準にしてトリマーを回して温度調節をしました。校正した温度は0度と30度の箇所です。今回の調節で、温度が安定して表示されるようになりました。ただし、38度以上になるとやはり点滅し始めるます。しかし、一年のうち気温が38度以上になることはまずありません。このままとすることにしました。
下が今回調節した気温計、上は20年位前に製作したデジタル目覚まし時計
気温のデジタル表示部 20年ぶりに見る内部
今、デジタル温度計は液晶表示で1000円程度で買うことができます。しかし、20年ほど前はディスクリート部品を組み合わせて作るしかありませんでした。この温度計も大きくはデジタル表示部とAD変換部に分かれています。温度計測部は今はほとんどがICになっていますが、この温度計はダイオードです。このため、ダイオードを代えるといろいろ調整する必要があります。
上部が気温のデジタル表示部、下部の小さいICがAD変換部
いろいろと調べていると温度表示が点滅する理由はダイオードに流れる電流による自己発熱と分かってきました。33度位になると、自己発熱で順電流降下電圧が不安定になるようです。点滅しているときにダイオードに扇風機で風を送ると、点滅が収まり温度が正常に表示されます。そこで、ダイオードの熱が放散しやすいように、ダイオードを基板から切り離し単体にしました。これで風通しがよくなります。
熱がこもりやすい基板 基板から切り離し放散しやすく
温度を20年ぶりに校正しました。市販温度計を基準にしてトリマーを回して温度調節をしました。校正した温度は0度と30度の箇所です。今回の調節で、温度が安定して表示されるようになりました。ただし、38度以上になるとやはり点滅し始めるます。しかし、一年のうち気温が38度以上になることはまずありません。このままとすることにしました。
下が今回調節した気温計、上は20年位前に製作したデジタル目覚まし時計
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