製作途中のペットボトルケース、底を編んで完成させました。最後にコードストッパーやループドエンドを取り付けました。このペットボトルケースを仕事場のテーブルに置いておくと目を引きます。また、手に持って飲んでいても目を引きます。側面の模様をもっと工夫するとより引き立つと思います。
このペットボトルケースはとても作りやすいため、講習会で子供に作ってもらったことがあります。先日その子のお母さんとお話して、今でもこのペットボトルケースを大切にしているとのこと。買ってもらったものではなく、自分で作ったものは愛着がわくのでしょうね。
底を編んで完成したペットボトルケース
今回のメインの作業は、丸い底を蜘蛛の巣編みすることです。最初側面を編んだ紐に沿って、藍染めした紐を渡していきます。側面を一周すると底の中心部に向かって蜘蛛の巣のように編み込んでいきます。この編み込みはほぼろの底を編む方法と全く同じです。ペットボトルケースの底の方がほぼろより狭いのでとても編みやすいです。ペットボトルケースの底の編み方を覚えてから、ほぼろの底を編んだ方が良いのではないと思うほどです。
側面の紐に沿って編む 側面を一周する 底の中心に向かって編む
蜘蛛の巣編みが底の中心に達すると止め結びしました。そして、その結び目は内側に隠します。これで底の完成です。最後にペットボトルの入れ口を結ぶ紐に、コードストッパーとループエンドを取り付けます。あとは実際にペットボトルを入れてみて使いやすさを確かめます。そして、底を下にしてテーブルに置いて倒れないか確認をします。これでわら細工のペットボトルケースの完成です。
底の中心で編み紐を止め結び 完成したペットボトルケースの底