東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

編物が苦手な私は、編機を試してみる

2021年12月03日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日のコットンクラブで編機を使ってみました。私が子供の頃、二十歳の従妹が編機を使っていたことを覚えています。取っ手を左右に振る時に出る、独特の「ジャーコ・・ジャーコ・・・・」いう音をいまだに覚えています。布がぶら下がりながらだんだん編まれていくことが不思議でした。
 今回、その編機を使ってみました。以前、編み針で毛糸を編んでみましたが、忍耐力のない私にはとてもできません。そもそも編機を使ってみたいと思った理由は、長崎の民族資料館に展示されていた明治時代の機械式編機を試してみたいと思ったことが発端です。

         初心者向けと思われる編機で毛糸布を編む


 編機を使って編む前に、テンション棒やカウンターを取り付けました。そして、編みたい幅の針位置を決めました。その後、あれこれセットして最初の編み込みをします。そして、最初に編み込まれた糸に重りを付けました。編んでいるうちにどうしてもカールすることを防ぐための重りのようです。このカールは、編み終わった後にスチームアイロンなどで伸ばしました。重りを載せると、あとは取っ手を左右に振るだけです。

テンション棒の取り付け    カウンタの取り付け   網幅の針位置設定
  

 今回は購入したウールの毛糸で試した編機でした。それなりに編めたので、今後は自分が紡いだ毛糸を編んでみようと思っています。まずは簡単そうなマフラーやひざ掛けを作ってみようと思います。編機を上手に使えこなせるなれば、孫用のカーディガンでも作ってみようかな思います。だいぶ先のことになりそうですが。

   一段ずつ編まれることを確認      毛糸一玉分を編み終わる
 

コメント
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