東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

放課後学習 成器塾、楽しい干柿作りとフェルト細工

2021年12月22日 | 子供の育成関連

 この前、今年最後の小学校の放課後学習 成器塾でした。今回は干柿作りとフェルト細工をしました。フェルト細工は前回からの続きで、まだ完成していない子はそのまま続けました。フェルト細工が終わった子は、干柿作りを体験しました。最初子供達に一人あたり二個の渋柿を手渡ししました。
 しかし、渋柿を手渡す時にちょっと失敗しました。渋柿に付いたT字型の小枝を取らないように言うのを忘れてしまったのです。後の祭りなのですが、この小枝を取り除いた子が二人いました。これでは干柿をぶら下げることができません。予備の渋柿を持ってきて良かったです。ところで、私はいつも包丁で渋柿の皮を剥きますが、子供達は包丁を使ったことがないようでした。そのため、ピラーを使って皮を剥いてもらいました。

        皮を剥いた渋柿を紐に吊るす子供達、お酒で消毒


 一昨年放課後学習で干柿作りをしましたが、去年はコロナ惨禍のためできませんでした。そのためか、ほとんどの子は初めての干柿作りでした。私は左手に渋柿を持つて、右手に持った包丁で皮を剥きました。剥く様子を子供達に見せました。一方子供達は、紙皿の上に渋柿を置いて、左手で渋柿を押さえながら、右手に持ったピラーで皮を剥きました。皮を剥いた渋柿はヌルヌルと滑るため、ピラーでの皮剥きはやりにくそうでした。

 一人二つの渋柿を取る    紙皿上で皮剥き    ピラーで上手に皮剥き
  

 渋柿の皮を剥き終わると、テーブルとテーブルの間に掛けた竹竿に紐を結んで垂らします。その紐を剥いた渋柿のT字型の小枝に結びます。皮を剥いた渋柿はヌルヌルと滑るため結び付けにくそうでした。何とか二つの渋柿をぶら下げると、アルコールで消毒しました。アルコール度の高い(40度)お酒を消毒用にしました。へた部を中心にスプレーを使って抜きつけました。

 渋柿の皮を剥き終わる  竹竿に渋柿をぶら下げる   フェルト細工の子供達
  

 消毒が終わった干柿は、いったん子供達に持ち帰ってもらいました。この時、干し方を描いたメモを渡しました。そのメモには、①風通しが良く、雨が吹き込まない軒下で干すこと。②カビが生えたら捨てること。③部屋で干す場合は扇風機で風を当てること、などが描いてあります。来年最初の放課後学習に干柿を持ってきてもらいます。みんなちゃんとした干柿になっているでしょうか。ところで、フェルト細工は今回で全員完成しました。クリスマスにちなんだデザインが多かったフェルト細工でした。

   わいわい楽しい皮むき作業       完成したフェルト細工の数々
 

コメント
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