東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

織りの模様などをCADで確認後、ようやく織りに入るも

2021年09月07日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 織機に経糸を張り終わり、横糸の染色も終わりました。織りに入る前にCADを使って、染色した横糸の配置や模様や寸法について大まかに確認をしました。下図において下から上に向かって織っていきます。疑似的な亀甲模様です。色の配置は同じ色が隣り合わせにならないようします。数学の塗りつぶし問題で言えば、最低4色あれば隣り合うことはありません。今回の織りには7色使いますので条件を満たしています。ただ、織るにあたって各色の横糸に2本のシャトルが必要です。そのため、14本のシャトルが必要になります。そんなに多くのシャトルを持っていないため、シャトルを購入しようか自作しようか迷っています。※図の数字は、経糸や横糸の本数


     CADで、織りの大まかな模様,配置,寸法などを確認



 基本的に、同時に三本の横糸を通しながら織ります。どの位置で横糸をターンするかなど決めました。そして、いよいよ織りに入りました。横糸にする毛糸をかせくりに掛けた後、二つに分割してそれぞれ2個のシャトルに巻きました。手持ちのシャトルの数が少ないので、とりあえず、2色(黄色,青色)の横糸を4個のシャトルに巻きました。

 かせくりからシャトルに  シャトルを横糸に通す   切れてしまった経糸
  

 織りに入りましたが、さっそく困ったことがおきました。経糸の一本が切れたのです。こう早く切れるとは!横糸を詰めようと綜絖を強く横糸に当てた時に切れました。力の入れ方が強かったのでしょう。七難八苦のうちの一難がやってきたようです。織り始め早々に困ったことです。切れてしまった経糸は、繋いで織りを継続するつもりです。これからも経糸が切れるか伸びるかすると思います。毛糸布が出来上がるのは10月になりそうです。来年はぜひ細い毛糸を紡いで、双子にした毛糸を経糸にしようと思います。

      矢印から織り始め      織り始め、毛糸だけに模様が荒いかな
 

コメント
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