東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

始動ローブを引いてもピクリとも動かない草刈機の修繕

2021年09月26日 | 農機具,工具

 昨日のことです。郷土館で仕事をしていると、Mさんが草刈機を持ってやってきました。実家にあった草刈機が動かないため、修理できないかとの相談です。ボランティアで田布施川の堤防の草刈りをするために使うそうです。
 その草刈機の始動ロープを何度引っ張ってもピクリともしません。むなしく空回りするだけです。お話を聞くと、実家に数年間放置してあった草刈機とのこと。それがヒントとなり、あっけなく治りました。治った草刈機を29日にMさんに渡します。その時、一緒に郷土館で草刈りしてもらおうと思います。草刈り女子の誕生ですね。素晴らしい!

          新しく作った混合ガソリンを草刈機に入れる


 草刈機修理のセオリーに従って、最初にプラグを外して始動ロープを引きました。すると、綺麗な火花が飛びました。プライマリポンプも正常です。残る故障原因は主にキャブレターかガソリン周りです。数年間放置してあった草刈機とのことで、ガソリンの変質を疑いました。

   動かなかったクボタ製草刈機      チョークの効きを確認
 

 そこで、新しく作った混合ガソリンと入れ替えました。その後、始動ロープを引いていると、最初ポロッとエンジンがかかりました。さらに始動ロープを引くと、ポロロロッとエンジンがかかり、最後にブオーッとエンジンがかかりました。長期放置によって古いガソリンが変質していたようです。キャブレターを分解清掃する工具を持って来ましたが、使うことはありませんでした。
 治った草刈機を29日に渡します。ところで、公的に草を刈る場合は紐刃は使えません。チップソーを購入して持ってきてもらうことにしました。

        新しく混合ガソリンを作って草刈機に入れる

コメント
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