東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

倒れかけた洋綿、台風25号対策

2018年10月05日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 あと二日ほどで台風25号がやって来るようです。先週の台風24号で、洋綿の枝が折れたり、倒れたり傾いてしまいました。さらに強力な台風25号がやってくれば、もしかして洋綿はべったりと地面に倒れてしまうかも知れません。何もしないよりはまし、と思い台風対策をしました。それは洋綿を支えて倒れないようにしてみる対策です。効果があるでしょうか。

      丈夫なロープを南北にわたして、洋綿が倒れないように支える


 そもそも台風が来れば大量の雨が降ります。もともと雨に弱い洋綿です。そこで、先が割れた実を早めに収穫しておきました。収穫しないでいると、割れた口から雨が実の中に浸み込んでしまいます。すると、綿にカビが生えるなどして変色したりして品質が低下するのです。

   たくさんぶら下がる綿の実       先端が割れた綿の実、即収穫
 

 先割れした綿の実を収穫すると、1畝の洋綿の台風対策をしました。本当は竹やパイプを組むと良いのですが、雨が降り出した今はそんな悠長な時間はありません。綿畑の南北の端に支柱を立てて、その両側に丈夫なロープを張りました。そのロープと綿の木を紐で結びました。これで、綿の木がべったりと地面に倒れ込むことはなくなります。とは言え、台風による大量の雨と強い風が心配です。

 台風24号で折れた綿の枝   南北に立てた支柱    ロープと綿を紐で結ぶ
  

 台風対策をしていると、蚊の大群に襲われました。顔や耳や首回りを狙うようで、蚊の羽音がうるさくてかないません。また、刺されると痒くてたまりません。蚊を追い払いながら作業していると、綿の枝にお腹の大きなカマキリがいました。枝の間をうろうろと動いていました。卵を産む場所を探していたのかも知れません。6日に台風が通過するようです。台風にも弱い洋綿、被害が出なければと思います。

    洋綿の枝にいたカマキリ       台風対策が終わった洋綿畑
 

コメント
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