東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

さわやかな秋晴れの中、洋綿の綿摘み作業

2018年10月15日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 昨日、数人で洋綿の綿摘み作業をしました。私は毎日のように綿摘みをしているのですが、今回は綿摘みが初めての方を呼んで体験していただきました。アメリカなどでは、大平原に真っ白な綿畑が続いています。そして、コンバインで一気に収穫しています。実は、除草剤をまいて綿の木や葉を枯らして収穫しやすくしているそうです。綿を実際に育ててみると、2ヶ月位に渡って綿を収穫し続けることができます。一気には収穫できません。一気に収穫するには除草剤を使うしかないそうです。

          綿畑を回りながら、綿を収穫している皆さん


 除草剤などを一切使わない綿をオーガニックコットンと言うそうです。その基準に照らせば、我家の綿はオーガニックコットンと言えるでしょう。収穫時、綿の葉や茎に遮られて綿が見えないことがあります。そんな時、綿の茂みに頭を突っ込んで綿を収穫します。収穫した綿は、天日干しします。天日干しした綿は膨らみふわふわになります。ふわふわになった洋綿は、綿繰りをして種を取り、次の工程である糸紡ぎで糸になります。

   綿の茂みに頭を突っ込み収穫     収穫した綿は数日間天日干し
 

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