東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 麻郷 高塔区ふれあいサロンで福祉ボランティア

2013年06月03日 | イベント,行事

  去年の3月、40年近い仕事生活を終えて定年になり、生まれ故郷の山口県に猫を連れて引っ越してきました。以降、祇園牛頭天王社の祭典,そして高塔ふれあい祭り などのお手伝いをしてきました。そしてこの春、地区のお役に立てばと高塔区の福祉委員のボランティアをすることになりました。その初めての仕事が今日(2日)ありました。70歳以上の方々を招いての「高塔区ふれあいサロン会」です。

      雨が降りしきる高塔公会堂       高塔区ふれあいサロン会開始の挨拶
 

 高塔区ふれあいサロン会は10時に始まりますが、福祉委員の私は30分早く出席して机や座布団などを並べるなどの手伝いをしました。ふれあいサロン会が始まると、最初にサロン会会長からの挨拶があり、続いて田布施地域包括支援センターから来られた3名による講和や寸劇がもようされました。その3名の中に、私の母親を担当するケアマネさんがおられました。

              田布施地域包括支援センターから来られた3名 


 私はほんの1年ほど前まで、介護福祉士として痴呆老人専門病院に勤務していた関係で、3名の方の説明をとても懐かしく感じました。私も、医師,看護師,OT,PSWなどと一緒に出張して老人介護の寸劇や講和などをしましたし、退職する直前に付き添い公園レクをしたり、介護をしている方々を輪にして介護の悩み相談に応じたこともありました。また精神障害者のための訪問ヘルパーも兼任していました。このため、この田布施でも同じように頑張っている方々がいるのだと嬉しく思いました。

    介護の寸劇をしている2人              通所介護などを説明する1人
 

 田布施地域包括支援センターの方3名が寸劇や講和をしている間、私はもう一人の福祉委員の方と田布施交流館にお弁当を取りにいきました。雨が降りしきる中、お弁当が濡れないかとても心配でしたがちゃんと包装されていたので安心しました。お弁当を持って帰ると、公会堂の中に運び込みました。寸劇や講和が終わると、歌謡浪曲が始まりました。

      お弁当を受け取った交流館       歌謡浪曲を熱演する田布施座の中村君
 

 歌謡浪曲を演じるのは、私の小中高の同級生の中村君です。彼は田布施座を立ち上げ座長として各地を忙しく回って、地域に大変な貢献をしています。先日のたぶせ桜まつりでは、山口大学劇団笛の演劇で司会をしていました。今日の演目は、俵星玄蕃,外郎売,毒の粉,そして赤垣源蔵などです。出席した方々から大盛況で、何度も拍手が飛び交いました。中村君、ありがとうございました。

            熱弁をふるう田布施座の座長中村君と、熱心に聞き入る方々


 田布施座の演目が終わると、お昼のお弁当,お茶,ビール,そしてお酒などをみなさんに配りました。そして、談笑しながら飲み食いしました。同級生が5人もいたので私もおおいに楽しみました。昼食が終わると、参加者の方々が順番に自己紹介をしました。私は40年間もこの地区にいなかったため、ほとんどの方の名前を知りません。このような活動を通じて、少しずつでも地域に再び溶け込もうと思っています。

        楽しいお弁当の時間             最後にやんやの自己紹介
 

コメント
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