東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

スモモの収穫、甘くとても美味

2012年06月28日 | 樹木,果樹

 春に花を咲かせていたスモモが、収穫時期を迎えました。スモモの木を見上げると、赤い実がたくさん並んでいます。収穫方法は二種類あります。一つは、脚立をかけて実を一つ一つもぎます。この方法はとても時間がかかり、高い枝になる実は収穫できません。しかし、手もぎのため実が傷みません。

      実を一つ一つ手もぎ             手もぎしたスモモ、いい色
 

 もう一つの方法は、長い竹竿を使って枝をゆする方法です。枝を突き上げるように揺すると、面白いようにスモモがたくさん落下します。この方法は、一度にたくさんの実を収穫できます。しかし、落下した実が石などに当たると実が傷みます。落下地点から石などの硬いものを取り除いたうえで、下にシートを広げて落下させます。

           枝に鈴なりに生った赤いスモモ、どれも美味しそう


 最初一つ一つ手もぎしていましたが、いちいち脚立を移動しなければなりません。このため、竹竿を使って枝をゆすり実を落とす方法に切り替えました。枝をゆすると頭にポコポコ当たるようにたくさんのスモモが落下しました。地面に落ちたスモモを拾って収穫しました。収穫したスモモの皮を剥いで黄色の果肉を食べてみました。桃に似ているスモモ独特の味は、ジューシイでとても美味しいです。スモモは桃のような袋掛けが必要なく、防虫消毒などの作業が全く必要ありません。それなのに、こんな美味しい実がたくさん収穫できるので助かります。願わくば、実がもう少し大きいと良いのですが。

    落下したスモモを箱に入れる       黄色の果肉を食べる、美味しい!
 

コメント
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